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中学生、毎日の蓄積はすごい

こんにちは。

昨日のレッスンで、毎日していることの蓄積はすごいな、と思った出来事がありました。

 

中学校1年生の男の子の生徒さん。

ピアノは去年の11月から始めました。

中学生になって、学校の勉強や部活動が忙しく、思うようにはピアノの練習ができていない様子。

でも、中学校の吹奏楽部でトロンボーンを吹いていて、音楽はそちらでも楽しんでいます。

「部活の練習、大変だった~!」と口では言いながら、楽しそうにしています。

ピアノを先にやっていたはずなのに、ピアノの楽譜の指番号を見て、「トロンボーンの楽譜と同じだ。」とトロンボーンが基準になっている口ぶりです。

 

クリスマス会では、連弾1曲を弾くことにしています。

曲は、初音ミクの「Tell Your World」

前半の練習をしていたのですが、同じ音型が続くので、ずっと自分のパートだけ弾いているのも飽きるかな、と思って、昨日は私と合わせてみました。

 

ピアノを始めて日の浅い生徒さんの場合、連弾をすると、最初のうちは、相手のパートの音を聴きながら自分の音を出すのが難しい場合が多いです。

特に、自分のパートに不安があると、そうなりがちです。

どうかな、という思いがありました。

ところが、さすが、毎日吹奏楽で鍛えられているだけのことはあります。

拍子をきちんと数え、私の音を聴きながら自分の音を弾く。

1回目でしっかり合わせることができました。

 

リズム感、合わせるときの間の取り方。

やはり、この辺り、合奏の経験が豊富なこともあり、しっかり身についていることがわかりました。

中学1年生の後半の時期。

身長もどんどん伸びていて、なかなか頼もしくなってきたな、と思いつつレッスンを終えました。