ピアノ教室

2018.05.03

生徒さん達の個性を伸ばす

 

こんにちは。

昨日、妻沼の道の駅に行ってバラを見てきました。

もうかなりたくさん咲いていて、美しい花を楽しむことができました。

 

さて、お子さんのレッスンの様子をご紹介していますが、お子さんによって得意なことはさまざまです。

これは本当に個人「差」、個性であって、どれが優れているとかというものではありません。

リズム感の良いお子さん、音程のとても良いお子さん、譜読みの得意なお子さん。

また、好きなこともそうですね。

歌が大好きで大きな声で歌うお子さん。

ちょっと恥ずかしそうに歌うお子さん。

おんがくドリルを「たくさん宿題やってくる!」と言うお子さん。

 

性格もそうです。

積極的に何にでもチャレンジしていくお子さん。

慎重に考えてから行動するお子さん。

なかなか口には出さないけれど、しっかり物事を考えているお子さん。

 

みんなそれぞれ違っていますし、その違いに応じてどう指導していけばそのお子さんが伸びていけるのか、ということを工夫して指導していけるのが、個人レッスンならではの良さです。

保育園や幼稚園、学校では、個人への目配りは当然あるものの、「学級集団」としての行動も重視せざるをえません。

授業もある程度は一斉授業の形を取っていくことになります。

その点、個人個人をみることができるピアノのレッスンは、個性を引き出し伸ばすことができる場だと思います。

 

私なりに、色々な工夫をしつつ、またお子さんに応じた言葉がけを考えつつ、そしてそれぞれの進歩を楽しみにしながら、指導しています。

まず「始めよう」と決める

こんにちは。

昨日は、大人の方が体験レッスンにおみえになり、その場でご入会を決めていただきました。

小学校の先生をなさっている方で、ピアノを弾けるようになって授業に生かしていきたいとのことでした。

ご自身が小学生の時に受けた音楽の授業がとても魅力的だったので、子ども達にあのような楽しい音楽の授業をしてあげたい、というお気持ちからピアノを習うことを決めたそうです。

この生徒さんの場合、ご自分の未来の姿をしっかり頭に描いていらっしゃいます。

そして、その道筋の一つとして「ピアノを習うと決める」ということをされました。

 

大人の方の場合、やはり一歩を踏み出すまでいろいろ考えます。

仕事はあるし、家事はあるし、育児も、介護もあるかもしれません。

その中で、やはり大切なことは「始めると決意する、決める」ということだと思います。

これは、ピアノに限ったことではありません。

 

人はどうしても、自分に自分で制限をかけてしまいます。

でも、自分の人生は一度きり。

しかも時間は有限です。

その中で本当に自分がやりたいことは何なのか、それを考え、感じていくことが大切ではないでしょうか。

そして優先順位を決めてやろうと思ったことがあれば、一歩を踏み出していく。

その一歩は小さく見えても、時間が経つに連れて大きな違いになっていきます。

 

私自身のことをふり返っても、やはりそうですね。

母が亡くなって、「人生は有限だ」ということを本当に実感しました。

今ふり返ると、母が私に残してくれた最大のメッセージだと思っています。

その中で「自分は何をやりたい?」と自分自身に問いかけた時、「もう一度ピアノと向き合いたい」という思いが出てきました。

考えるという感じではなく、わいてきた、あるいは降ってきた感じがします。

そして、再開したあと、ピアノでの自分の方向性を決めるとき。

「やはり音色を追求していきたい」

そんな思いから今の先生に出会うこともできました。

 

春、いろいろな変化の時。

何か始めたいと迷っている方、ぜひ「始めると決め」て一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

さらに素敵な演奏を目指して

こんにちは。

毎日の練習の蓄積が未来の演奏を決めていきます。

自分自身のことももちろんですが、昨日のレッスンでも、改めてそう感じました。

 

小学校1年生、4月から入会した女のお子さん。

前回のレッスンで話したことを一つずつ意識しながら練習をしてきました。

音楽ドリルも、ドとレはきっちり覚えてきて分かっていたので、昨日はミとファのドリルの説明をして宿題を出しました。

ドレミが終わったところに、確認の迷路クイズなどがあったのですが、それもさっとできました。

「来週がお休みだから、宿題たくさんやろうね。」

というと、元気に「ハイ」

 

手の形や指先のポイントを話すと、次の時にはとても気をつけて直そうとしています。

「手の指はぶらぶらの状態で」と話すと、一回ごとにぶらぶらの状態を確認してから弾いています。

この姿勢が大切ですね。

「気をつけよう」

「先生の言っているようにやってみよう」

この蓄積が未来の演奏を変えていきます。

 

「どんな曲が弾きたいか、何かある?」と聞くと、

「たくさん弾けるようになりたい」

とにっこりしながら答えてくれました。

 

高坂小学校は、5月19日(土)が運動会だそうで、新学期から急ピッチで準備を進めているようですね。

運動会の準備や委員会活動で大活躍の小学校6年生の生徒さん。

やはりレッスンで話したことをとても意識して練習してきます。

ドレミファソと音が並んでいても、すべてを同じに弾くのではなく、変化をつけていこうね、という話をしてから、とても音楽的に弾けるようになりました。

昨日もプレインベンション、細かいニュアンスをよく考えて美しく表現していました。

 

一回一回のレッスンは点です。

その点と点をつないで線にしていくのがお家での練習です。

その先にある、素敵な演奏を目指して、またお家での練習を蓄積してほしいと思いました。

2018.04.22

ピアノの調律をしていただきました

こんにちは。

昨日はピアノの調律をしていただきました。

調律というと、「音を合わせる」イメージがありますが、音を合わせる時間よりもタッチの改善にとても時間をかけていただき、またレッスン室のピアノが進化しました。

上のほうのポイントで音を鳴らすと、モーツァルトに使うような軽い響きが上がります。

少し下の方で音を鳴らすと、バッハのような重厚な響き。

それぞれ違う響きが上がるようになり、ますます楽しくなりました。

私も、ピアノの構造をよく知っているわけではないので、今回は、動画や写真を撮らせていただきました。

 

ピアノの中から、鍵盤など上の写真の部分を取り出します。

同じもの(鍵盤部分)を下から見るとこんな感じです。

↓こちらは鍵盤部分を取り出した後のピアノの中です。

右のペダルを踏むと、この写真の下の方に写っている横の棒が上に上がります。

↓鍵盤は一つ一つばらばらになります。

黒鍵は白鍵にくっついているイメージがあるのですが、このようになっていると、ちゃんと一つの鍵盤だということがよくわかりますね。

今日は、写真だけですが、動画をいろいろ撮らせていただいたので、またご紹介できたらと思います。

 

とにかく一つの作業を始めると(例えばねじの調整)、それを88回繰り返さないと全部終わりにはならないわけです。

地道な作業が続きます。

でも、そのおかげで、タッチがまたさらに良くなりました。

本当に感謝です。

 

自分の言葉でレッスンのポイントをまとめる

こんにちは。

4月下旬に入ったばかりですが、いつもならゴールデンウィーク中に咲く庭の花がどんどん咲いています。

東松山のぼたんも、高坂のつつじも、見頃が早まりそうですね。

 

今月入会の新1年生。

とてもしっかりした女の子です。

私が一番感心したのが、お返事。

「はい」ととてもはっきりした、気持ちの良い声でお返事をしてくれます。

 

最初のうちは基本的なピアノの弾き方を中心に3の指を使って練習していきます。

指の付け根の関節から曲げて弾くこと。

鍵盤のだいたい真ん中を弾くこと。

手首が下がらないこと。

たった1音弾くだけなのに、気をつけることがたくさんあります。

特に小さいお子さんの場合は、手が小さく、力が弱いので下の方向に力を加えようとするために、指を伸ばして手首を下げて鍵盤を押し下げようとする傾向があります。

昨日も最初はちょっとその傾向が見られたので、そのことをお話しすると、しっかりした良いお返事が返ってきました。

 

最後のまとめで、「先生が気をつけてね、と言ったことは何?」と聞くと、

「手をぶらぶらさせてから弾くこと、こういう手の形でこのへん(鍵盤の真ん中あたり)を弾く。」と自分の言葉でまとめられました。

私の話を理解していることがよくわかりました。

レッスンで私が言ったことを聞くのはインプット。

それに対して、自分の言葉でまとめて話すというのはアウトプット。

アウトプットができるということは、きちんと理解しているということなのです。

 

最後に「うたあそび」を使って、音楽ドリルで勉強した「ドレミ」の譜読みを練習したり、カスタネットでリズム打ちをしたり、チューリップとおつかいありさんの歌を歌ったりして終わりになりました。

最後のしめくくりも、しっかりした声で「さようなら!」

元気に帰っていきました。

2018.04.17

音楽の中で

こんにちは。

今日と明日は雨の予報が出ていて、登下校のお子さんにはちょっと冷たく感じる雨になりそうですね。

新入学の小学校1年生には、ランドセルをしょった上で、傘を差して歩くのもまだ慣れていませんから、今日の降り始めができるだけ遅くなるといいな、と天気予報を見ながら思いました。

 

ピアノには、例えば、音階だったり分散和音だったりというように、ある意味機械的にも思えるテクニックがあります。

それを確実に弾けるようにするにはどうしたら良いだろう?

ここのところ、そんなことを考えていました。

 

かつては、ハノンやチェルニーを弾いていれば、身につく、と思っていました。

でも、音楽の中で出てくる例えば音階なら音階を「音楽的に弾く」ということを考えると、ちょっと違ってくるようです。

今の師匠は「テクニックの基礎はモーツァルトを勉強する中で身につく!」ということでモーツァルトを中心にレッスンしていらっしゃいます。

かつての大学時代の恩師も「ハノンの中にある音階?あれやっても時間の無駄。音楽的に弾かなくては意味がないから。」

こちらも一刀両断。

 

ロシアの教本はどうなっているのだろう?と思い、日本のamazonでも取り扱っているドイツ語版の教本を取り寄せてみました。

(日本語版もかつては出版されていたのですが、今は絶版になっています。)

最初は、ロシアの子どもの歌などから始まり、早い時期からバルトーク・カバレフスキー・チャイコフスキー・ショスタコービッチなどの曲が入ってきます。

モーツァルト、シューマンの曲も取り上げられていますし、その中に混じって「チェルニー作曲の練習曲」も入っています。

 

やはり、基本的には「曲の中で技術を向上させていく」という発想で編集されていることが分かりました。

確かに、音階も分散和音も、実際には音楽の中で使われています。

それだけを取り出していくのではなく、曲の中で身につけていくこと。

それが結果的には、「音楽的に弾く」ための技術の向上につながっていくのだということを確信しました。

 

幼稚園年長さんのピアノ体験レッスン

こんにちは。

朝、庭のプランターの花に水やりに出たら、ユキヤナギに蝶が止まっていました。

風が強い中、しっかりつかまっていて、一緒に揺れています。

カメラを近づけても逃げることなく、写真に収まってくれました。

 

昨日は、お一人、年長さんの女の子さんの体験レッスンをしました。

お母さまと一緒にみえて、まずはごあいさつ。

お母さまと私が話をしている間、クレヨンで塗り絵をしてもらいました。

お絵かきが好きなのだそうで、とても上手に、丁寧に塗ることができました。

 

いよいよ、レッスンをします。

まず、右手と左手のゲーム。

右手あげて・左手あげて・右手おへそ・左手さげて…というあれです。

とても上手にできました。

今度は、ト音記号とヘ音記号を使います。

ト音記号が出たら右手、ヘ音記号が出たら左手。

これも上手にできました。

お指の体操。

両手を合わせて数字を見ながら指番号の指をとんとんと打ちます

これもすぐにできました。

 

次にボンゴです。

動物の絵を見ながら「イヌ」だったら2つ「キツネ」だったら3つたたきます。

上手にできたので、だんだん「キツネ」を右・左・右の順でたたいたり、「ライオン」を右左右左と4回たたいたり、と複雑にしていきます。

 

ピアノに移動して、ドを探しました。

たくさんのドがあるね!

次に、鍵盤一つずつ、生徒さんが高い音から、先生が低い音から弾いていって真ん中をさがします。

真ん中を確認したら、そこに椅子を置いて座って、真ん中のドを再確認しました。

ピアノの前で手の置き方を練習してドの音を弾いてみます。

音が消えるまで右手と左手と、耳を澄ませて聴きました。

 

さっきのボンゴで練習したリズムうちを思い出して、ドの音を4拍・8小節数えながら弾きました。

何回か練習して、最後に先生と連弾。

曲が仕上がりました。

お手玉遊びを一緒にやって体験レッスンはおしまい。

 

体験レッスンもそうですが、一人一人の状況によって、レッスンの内容は変えています。

これが個人レッスンの良さですね。

男のお子さんの場合は、身体を動かす内容を多めに取り入れたりもしています。

春、新しいことを始めるにはとても良い時期です。

一緒に楽しく始めませんか。

 

2018.04.12

基礎を作る

こんにちは。

昨日、気がつくと「藤の花があんなに咲いている!」

びっくりです。

モッコウバラも咲き始めています。

いつもゴールデンウィーク頃に咲くのに、今年はすごいスピードで季節が進んでいる感じです。

東松山のぼたん祭りは4月20日からだそうですが、早めに行ったほうが良さそうですね。

 

 

私がロシアの奏法を本格的に学び始めてまる6年がたちました。

もちろんお教室でもこの奏法を指導しています。

この奏法の最大の魅力は、美しい響きと多彩な音色の変化でしょう。

ですから、その音色を聞き分ける耳が持てるようになる、というのがとても大切です。

 

お教室の生徒さんにも、それを意識してもらうために、一つの音を聞こえなくなるまで耳をすませて聞く、ということをしています。

特に小さいお子さんは、一つの音を聞く、というよりも先を考えるほうに意識が向きがちです。

ですから、「音が聞こえなくなるまで、しっかり聞こうね。」という形で聞いてもらいます。

その声かけをすると、とても一生懸命聞けるようになります。

 

最初に、中指だけ使って弾いていく、という段階を持つことの意味は大きく3つあります。

まず、一番支えを作りやすい指だと言うこと。

中指は手の中心にありますし、力もあります。

この奏法では「支えを作る」というのはとても大切だからです。

 

次に、指を「最初は親指で、次に中指で…」と考えなくてすむので、その分、音を聞く方に意識を向けられること。

先ほども書いたように、どんな響き、音色で弾いているのかを最終的に決めるのは自分の耳ですから。

 

3つめに、音符と鍵盤・音の関係を学ぶことができる、ということです。

音符に指番号をふってあって、音符ではなくて、指番号を見て弾いているお子さんが時々います。

最初の位置さえ覚えていれば、あとは、数字を見て1の指だからドの音が出る、2の指だからレの音が出る…という状況です。

全部中指だと、音符と鍵盤・音との関係を必然的に覚えていくことになります。

 

何事も基礎を作る部分は大切です。

最初はちょっと単調に思えるかもしれませんが、ここを乗り切れば楽しい音楽の世界がどんどん広がっていきます。

今は、基礎作りと思って、これも楽しんでいただけるといいな、と思います。

 

2018.04.10

視点を変えて見てみる

こんにちは。

ホームページの体験レッスンページが分かりにくかったので、少し変えてみました。

レッスン内容のページも写真を多くしてみました。

スマホで見るのと、パソコンで見るのとでは全然違いますね。

最初の写真も、下の写真も同じ桜の木なのですが、印象が全く違います。

 

今回、見直してみて、ちょうど同じような感じを持ちました。

改めて自分の作ったものを別の視点から見てみると、いろいろ改善点が見えてきます。

また、少しずつ改善していこうと考えています。

 

ピアノの演奏も同じで、いつも同じように聞いているとついつい見逃してしまう点も多いです。

先日のレッスンでご指導いただいた、椅子の位置。

 

ディーナ・ヨッフェ先生の動画がたくさんあったので、それを参考にしていこうと思いつきました。

自分の動画を撮って、ひじと肩の位置を見ます。

ヨッフェ先生の動画と見比べてみました。

 

やはり、ひじの曲げ方・角度がずいぶん違うので、それを参考に調整を始めました。

ヨッフェ先生の動画を見てみると、背中から肩をとても柔軟に使って弾いていることがわかります。

これも、先日からご指導を受けている内容と重なってきます。

 

改めて、自分の動画との違いを観察することで、たくさん見えてくるものがありました。

 

自分の動画など、ほとんど撮ったことがなかったので、見るとすごく恥ずかしいのですが、

自分の今の状況が客観的にわかります。

今まで録音中心だったのですが、これから動画も考えていこうと思いました。

便利な機械がたくさん出ている時代なのですから、生かさなくてはもったいないですね。

 

視点を変えてみると今まで見えなかったものがいろいろ見えてくるようになります。

柔軟に試行錯誤していきたい、と改めて思いました。

ピアノの響きに意識を向けて聞く生徒さん

こんにちは。

今日から新学期ですね。

良いお天気になって、本当に良かった。

すがすがしい気持ちで、新しい節目を迎えられます。

 

先日レッスンした6年生の生徒さん。

奏法を変えるということで、手の使い方・身体の使い方もずいぶん変わってきました。

同時に、音のとらえ方もずいぶん変わってきたように思います。

生徒さん自身の言葉からも

「先生のピアノで弾くと、音の響き方が家とは全然違う。」

と音の響きに意識を向けて聞いていることがよくわかります。

手の使い方もだいぶ変わってきました。

面談でお母さまが

「以前よりも、爪を気にしてまめに切るようになりました。前も切ってはいたのですが、今の方が、弾き始めて『あ、長い』という感じで切ることが増えましたね。」

とおっしゃっていましたが、ちょっとしたことで響きが変わってくるので、気になるようになったのだと思います。

 

今、ショパンのノクターンOp.9-2をレッスンしているのですが、音に伸びが出てきました。

ノクターンはゆっくりした曲なので、手や身体の使い方を丁寧に確認することができます。

また、一つ一つの音の響きに意識を向けやすいのです。

 

最初は左手の和音の譜読みに苦戦したけれども、今はずいぶん早くなりました。

このあたりは、やはりお子さんの成長著しいところですね。

パターンがあって、それがつかめたので、ずいぶんスムーズになりました。

「次のレッスンまで2週間あるので、1週目で左手を中心にしっかり練習します。2週目で両手を合わせてきます。」

とその場で先を見通して、自分なりの練習の道筋も立てられました。

 

小学校6年生。

演奏もずいぶん大人びてきて、いろいろな面で大人への階段を踏み出している年齢。

演奏も、練習計画も、自立・自律できつつあるので、それをサポートしながらさらなる成長を楽しみにしています。