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連弾の難しさと楽しさ

こんにちは。

連弾は楽しいけれど難しい。

難しいけれど、でもとても楽しい。

 

昨日のレッスンで、「美女と野獣」の連弾をしました。

スムーズに弾けるようになってきたので、前回も録画したのですが、私と生徒さんで合わなくなってしまったところがあったので、「次にもう一度合わせようね。」ということで録画の再チャレンジをしたのです。

今週も、一人で弾くと上手に弾けています。

 

合わせてみると、私の音を聴こうとしているため、伸ばす音の拍数がわからなくなっているようでした。

特に、この曲は最初に戻ったり、コーダに行ったりと、譜面を追う視線を大きく動かす必要があります。

その時にどうしても焦りがあったようで、全音符+2分休符のパターンがでてきたとき、小節をまたいで動かないでいる部分が2分音符分伸ばして動いてしまう傾向がありました。

途中から、だいたいその場所がどこか特定できたので、一緒に数えながら合わせて無事動画を撮ることができました。

 

「ピアノひけるよ!ジュニア」にも1と2はほとんど連弾です。

生徒さんが全音符で伸ばしている間に、伴奏の私が4分音符で動く、ということはよくあります。

そうすると、焦るのですね。

一人で弾いているときは、1234と数えて、その通りに伸ばして弾けます。

でも隣で「あ、動いている!私も次を弾かなくては!」と思うようです。

 

慣れてくると、自分は自分で伸ばしながら、伴奏も聴けるようになっていきます。

そうすると、二人で一つの音楽を作っていく感覚が持てるようになります。

これは、伴奏をするときにもとても大切です。

歌を聴かずに伴奏するわけにいきません。

 

「難しいけれど楽しい」連弾の経験をたくさん入れて、他の人の音楽を聴きながら自分の音楽を作っていくことに慣れてもらおうと考えています。