こんにちは。

ピアノという習い事は自宅の練習が欠かせません。

もちろん、レッスンの間にもある程度弾きますが、それは基本的には「自宅で練習してきたことの確認」と「次に練習するためのヒント」という意味合いです。

ですから、始めるときには、楽器を用意していただくことになります。

 

先日、大学時代の友人から連絡が入りました。

「ピアノをもらってくれる人いないかな?自宅に古いピアノがあって、自分で弾こうかと思ったのだけれど、ちょっと難しいとあきらめたので。」とのこと。

1980年代のものだそうです。

ちょうどその数日後に調律師さんがきたので、お話を伺いました。

 

古いピアノの場合には、まず、すべての音が出るかどうか、そして、その音がとまるかどうか。

それが第一のポイントなのだそうです。

音が止まる、というのは、鍵盤が下がりっぱなしになっている状態にならないこと、音がボワーンと鳴りっぱなしにならないこと。

音が止まらない場合には、いろいろな原因が考えられ、簡単な修理で治ることもあるけれど、かなり大がかりな修理が必要になることもあるのだそうです。

 

確認してもらったところ、そのピアノは全部の鍵盤の音が鳴るし、音も止まるとのこと。

配送と調律の費用だけでピアノが手に入るとしたら、とてもありがたいこと。

実際に中古のピアノを買う費用の1/6~1/7位ですから。

そう思って、心辺りの方に声をかけてみたのですが、残念ながら今回は見合わせるとのことでした。

 

ピアノは楽器です。

そこからそのものの音を出すことができます。

電子ピアノは「再生装置」です。

録音した音を再生します。

ピアノを学べば学ぶほど、その違いを感じるようになっていきます。

 

住宅事情、周囲への音の配慮などでどうしても電子ピアノでなくてはならない場合もありますから、無理にと言うことはできません。

でも、もし使われていないピアノが身近にあったら、ぜひ電子ピアノではなくて「ピアノ」を使って練習してほしい。

今回のことでまたあらためてそう思いました。