こんにちは。

「戦場のメリークリスマス」について、ここのところ気になっているので、すこし書いてみようと思います。

 

レッスンでこの曲を持ってきた生徒さんがいるのですが、私は映画を見ていないので、少し周辺情報を集め始めたところです。

動画で見ることもできるようになっているので、ここ数日の間に、見てみようとも思っています。

映画の音楽ですから、映画そのもののイメージを知っておくことは曲を作っていく上でも必ず必要だと思うのです。

改めて、調べてみると1983年の公開。

昭和58年ですね。

確かに記憶をたどってみると、当時、ビートたけしや坂本龍一の出演がずいぶん話題になりました。

 

映画も好き、坂本龍一さんの音楽も好きな息子なら、何か知っているだろうと思って話題にしてみたら、案の定 、

「Youtubeに、坂本龍一さん本人の解説動画があるよ。」とのこと。

さっそく見てみました。

 

動画は冒頭部分の和音の解説でしたが、メロディーの中に使われている音の日本的・ガムラン的な東洋の響き。

同時に下を支える和音の西洋的な部分。

全体を通しての進行の意図。

ドビュッシー、ラヴェル、サティからの影響を含めて語っていました。

西洋的なものと日本的なものの違い、でも共通する人としての思い。舞台はバリ島ということで、音楽の中にそれらの要素が含まれているということがよく分かる解説でした。

 

いったん納得して、なるほどと思ったのですが、一方、坂本龍一さん御本人の言葉としてウィキペディアには次のような解説もありました。

映画自体のある種の非現実感から影響を受けて、西洋から見ても東洋から見ても“どこでもないどこか”、そして“いつでもない時間”をコンセプトに作られた

坂本自身は「西洋でも東洋でもない、他のなんでもない、わけのわからないもの」として“東洋+西洋”という単純な考え方自体を否定している

戦場のメリークリスマス (サウンドトラック) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いろいろ、読んでいるうちに逆に見えにくくなってしまった気もします。

やはり、映画をまず見ることが必要なようです。

その上で、曲の中の音楽を感じていく。

もともとが、「ピアノのための」曲ではないので(映画のサントラ盤ではシンセサイザーを使い、音程も微妙に違えていたり)、様々な要素が含まれています。

またピアノ曲を演奏するのとは違う感じ方、捉え方ができそうで、これはこれで楽しんでみようと考えています。