東寺展に行ってきました。

昨日、「国立博物館特別展「国宝東寺・空海と仏像曼荼羅」に行ってきました。混んでいることは分かっていたのですが、この期間にしか実物が展示されない「両界曼荼羅」が見たくて、連休中に出かけることにしたのです。

日本文化の厚みを感じる

京都は大好きで、何回も行っています。個人的な旅行の時に何度も東寺に行ったことがあります。かつて小学校6年生だった息子を連れて行ったこともあり、息子も講堂のたくさんの仏像に圧倒され、本当に驚いていました。

今回の目的は、いつも東寺講堂に安置してある仏像を、すべての角度から見ること、仏画や仏具もたくさん展示されているので、それを見ることにありました。

たくさんの展示物を見ながら、改めて、日本の伝統文化の厚み、歴史というものを感じました。

昨日展示されていたもの、これは東寺という1つのお寺に残っていたものなのですが、それだけでも、9世紀以降の仏像、仏具、仏画等が、これだけたくさんあることに驚きます。

曼荼羅の世界に浸る

曼荼羅とは、密教の世界観を視覚的に示したもの。見たかった両界曼荼羅には大日如来を中心として、たくさんの仏が描かれていました。

一体一体違いがあり、意味があるけれども、その一つ一つを理解することは私にはできません。ただ、全体として1つのとても大きな世界になっていることはよく分かりました。

同時に、これをごく短期間に吸収し、自分の物とし、持ち帰り、それを元として日本で展開していった空海という人物のスケールの大きさに、改めて感心しました。

圧巻はやはり、講堂の仏像を1つの展示室にまとめた「立体曼荼羅」

360度、どの角度からも見ることができました。頭の後ろにも顔があっても、なかなかそれを見ることはできません。後ろから見るとはっとすることもありました。

次の時代へつないでいくことを考える

1000年以上前、空海が持ち帰ったものを使って行う修法もあるそうで、つながりの中の1つ、時代の流れにあって、前の時代から受け継ぎ、また次の時代へつないでいく、ということが実感として、感じられる一時になりました。

ちょうど、昨日は平成から令和へと元号が変わる節目の日でもありました。だからよけいにそんなことを感じたのかもしれません。

日本のものであれ、西洋から入ってきたものであれ、本当に価値のあるものには、大きな輝き、パワーがあります。

その「大きな輝き、パワーを感じとる」力を次の世代に伝えていくことも、私にとっては1つの役割であるように思いました。

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