こんにちは。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、多少寒さが戻っても、やはり前のようではなく、日毎に暖かさを感じますね。

昨日は、19:00までレッスンをして、その後、出かけました。

中学生のお別れ会の最後に、ピアノを弾いてほしい、と頼まれていたからです。

「別れの曲」で有名なショパンのエチュードOp.10-3、私の大好きな曲です。

 

以前レッスンで弾いて、みてもらったことはあるのですが、久々にこの1ヶ月練習しました。

手の使い方、音の出し方。

以前よりはずっと楽に弾けるようになっていること、それ自体もとてもうれしく感じました。

 

さて、いよいよ本番。

ピアノはアップライト。リハーサルなし。

弾き始めると、鍵盤の深さはでこぼこだし、ペダルが深いし、となかなか難しいピアノでした。

 

ただ、その中で、伝えたい「想い」がありました。

中学校を卒業して、次のステップへ進む子供達に。

「親しき命に つきせぬ幸あれと」

この曲には歌詞がついて歌になっています。

いくつか違う歌詞がありますが、私が覚えているのは、高校時代に合唱で歌った水口幸子さんの歌詞。

その一節です。

限りない幸福がありますように、と心から願いながら弾きました。

(歌詞全体を読むと、友人との別れという設定で、お互いの幸福を祈るという内容です)

 

こういうイメージの音を出したいし、この和音はこういう響きであってほしい。

この曲をこう弾きたい。

環境は整わなくても、その中で、自分のベストが尽くせればいいという感覚でした。

 

自分の中にある想いを伝える。

言葉にならない部分も伝えられる、表現できる。

音楽の楽しさは、やはりそこにあるのではないかと思います。