こんにちは。

今日は、良いお天気になりましたね。

 

昨日、雨の中、千葉県にある成田山書道美術館に行ってきました。

こちらで現在展示中の松崎コレクション。

書家で、松山高校の書道の先生である松崎礼文先生のお祖父様・お父様が集められた数々の名品が展示されていると伺ったからです。

 

一期と二期で展示替えがあって、現在4月22日までの二期なのですが、それでもすごい数!

日本の書道の奥深さを感じると共に、これを個人で蒐集し続けた松崎春川先生・中正先生親子のお気持ちに胸が熱くなりました。

礼文先生のお話によると、劣化を避けて保管するということに細心の注意をはらっていたため、お子様である礼文先生もめったに見ることはできなかったそうです。

また、外出などの折でも常に蒐集品のことが頭から離れなかった、ともおっしゃっていました。

確かに1000年以上の時を超えて(古いものは奈良時代のものからです!)伝わってきた文字通りの「宝」を預かっている、というお気持ちだったのではないでしょうか。

行く前には、「仮名が興味があるので、それを中心に。」という思いでした。

仮名の線の美しさ。太い線。細い線。

中には文字通り髪の毛のような細い線もありました。

でもその本当に細い線の中にも、流れ・エネルギーが通っているのが感じられ、これが感動につながるのだということを改めて思いました。

一方、写経もとても美しく、これは私にとって新しい発見でした。

写経というと言葉も決まっているわけですし、字体もある程度決まっているのだと思っていましたが、これほど個性が表れるとは、との驚きでいっぱいでした。

書く人の思い、状態、それが文字には表れるのですね。

下が焼けている写経も展示されていました。

こちらは火事にあって、一部焦げたり、焼けたりしたのだとか。

それを助け出し、大切につないできた人々の思いも感じられました。

 

本当に美しい、そして価値ある「宝」を見せていただき、とても充実した楽しい一時を過ごすことができました。