こんにちは。

ほめることは難しい、と思っている保護者の方は多いのかもしれません。

私は、「ほめる」というより自分の感じたことを「伝える」ようにしています。

 

中学生を相手にしていた頃、最初のうちは一生懸命「ほめよう」と思っていました。

ところが、場合によると「おだてている」と取られてしまうこともありました。

実は、このあたりが中学生くらいのお子さんの難しいところです。

その後、心理学やコミュニケーションについていろいろ勉強していくうちに「自分の感じたことを伝える」ほうが良いということを知りました。

言葉にすると「素晴らしい」とか「すごいね」なのですが、

「(私はあなたのその行動を)素晴らしい(と思っている)」

「(私はあなたのその進歩を)すごいね(と思っている)」

ということですね。

 

あと、もう一つは、できるだけ具体的に伝えるようにしていました。

「漢字練習をたくさんやって、頑張っているね。」とか、

「文字が丁寧で読みやすいね。」とか。

今も、できるだけ具体的に、

「この部分の強弱の付け方が素敵だと思う。」とか、「正しく弾けているね。」など、と「何が」を言うように心がけています。

 

先日のレッスンで、幼稚園年長の生徒さんが、次の曲の楽譜がすらすら読めるようになり、リズム打ちもとても正確にできていて、とてもうれしくなりました。

ピアノを始めて7ヶ月。どんどん成長していきます。

お母さんにも「進歩が速いですね。どんどん成長していきますね。」とお話ししたところ、

「先生がたくさんほめてくれるから。」と言っていただきました。

ありがたく思いました。

実際、楽譜が読めて、リズムが分かってきて、自分で次の曲が弾けるようになってくる。

一つ、段階が上がっていきます。

 

子育て中の自分を振り返っても、ついつい「あれがまだできていない。」「もっとこうなってほしい」が出てしまいがちだったと思います。

どうしても、親の立場だとそうなってしまうのです。

ただ、できるだけ、「以前よりもできるようになったことに目を向けよう」「進歩したことをフィードバックするようにしよう」と思うようにはしていました。

 

「私はこう思っている」という形でお子さんの良さを本人に伝えていきませんか。

お子さんに対する見方そのものが変わってくるかもしれません。