こんにちは。

今日は、少しピアノとは違う「読み聞かせ」のお話をしますね。

私は教育学部出身で、大学では音楽と国語の教員免許状をとりました。

ふとしたきっかけで、音楽ではなく国語の教員として30年間中学校に勤めて、指導法も研究しましたので、こちらは「もう一つの専門」ということができます。

その中で、ずっとテーマにしていたのが、「読書」でした。

自分で読書を楽しむお子さんに育てるために「読み聞かせ」はとても効果があります。

でも、それ以上に同じ本を親子一緒に読むという時間、そのものがとても幸せなものですよね。

 

では、どうやって読んだらいいのでしょう?

実は、どう読んでも良いのです。一緒に楽しむ、という姿勢が一番大切なのです。

以前、俳優さんが家庭でお子さん達に声色をつかって演劇のように読み聞かせをする、というお話をなさっているのを聞きました。

きっと臨場感あふれる読み聞かせになっているなあ、と思います。俳優さんならではのすばらし読み聞かせです。

一方、私が大学時代から卒業してしばらくの間、師事した国語科教育の先生は、「淡々と読む」ことを勧めていました。

子どもたちが頭の中で自分のイメージを作れるように、とのことでした。

 

実は「淡々と」読んでいるつもりでも、読み手のイメージが読み方には表れてきます。

私も、教えていた中学生に「先生、どうしてそんなふうに感じを込めて読めるんですか?」と聞かれたことがありました。自分では師の教え通り「淡々と」読んでつもりだったのですが。

でも、同時にその生徒は「会話の様子がとてもよくわかります。」と言ってくれたので、たぶん、その生徒のイメージを描く力が優れていたのでしょう。

 

子育て中の私は、寝る前の読み聞かせは日課でした。それは、今思い返しても、とても幸せな時間です。時々(けっこう頻繁に)読んでいる途中で私が眠ってしまい、本がいきなり上から降ってきて、痛い思いもしましたが。

でも、おかげで、読書が大好きな子に育ちました。小さいお子さんをお持ちのお父さん、お母さん、読み聞かせ、本当におすすめです。