両手の練習と、新しいヘ音記号、低いドレミの音符を覚えること。今、この段階で頑張っている小学生のレッスンが続きます。

「ピアノひけるよ!ジュニア2」のワークブックには、「かっこう」「ぶんぶんぶん」「ちょうちょう」の左手部分の階名を書き込む課題が続いています。

レッスンに来た小学校1年生の生徒さん、全部できてました。ピアノのレッスンに時間が取りたかったので、サッと○をつけ「全部できているね。音符が読めるようになってきたね。」と言ってピアノに移りました。

その時、「どうしてこんなに、この部分は鉛筆の跡があるんだろう?」とちょっと気にはなっていました。

ピアノでは、宿題だった「さよなら」を弾いて、○。次が「こいぬのマーチ」。

今、小学校1年生の生徒さん達は、学校の音楽の授業で「こいぬのマーチ」を鍵盤ハーモニカで練習中とのこと。ですから、レッスンにも熱が入ります。

何回も練習して、あとは、お家で練習しましょう、というタイミングでお母様がお迎えにきました。

お母様からは、両手の練習が難しいって言いながら、頑張っていたことを伺いました。

その後で、生徒さん本人に「音符の読み方、先生に聞いた?」と確認しています。生徒さんは「全部○だったもん。」と答えました。

階名を書く宿題で、ずいぶん苦戦していたこと。お母様は「自分で調べたり、分からなかったら先生に聞いたりすることも勉強だと思ったので、手助けはしませんでした。」とのこと。

分からない部分、答えが不安だった部分は、自分でワークの前のページを見て確認したり、線を数えたりして、書き込んだようです。

どうりで、楽譜に鉛筆の跡が残っていたはずです。自力で頑張ったしるしだったのですね。

お母様には「全部できていました。一人でそれをやり遂げたのですから、とても頑張ったのですね。成長しましたね。」とお話しし、私も、生徒さんの成長を実感して、とてもうれしくなりました。

ひとつひとつはなかなか目に見えてくるものではありませんが、ある日、ぐんと成長した印が見える。そんなことを改めて感じ、その場に立ち会うことのできる幸せを分けていだいた思いで、レッスンを終えました。