小学校6年生の生徒さんが、あいみょんのうたう「マリーゴールド」を弾きたいということで、練習を始めました。

クラシックとは違う部分もあって、楽しみながらも「難しい~!」と言って、レッスンに持ってきました。

私も、歌を聞いてみて(楽譜を見ながら歌ってみて)弾いてみて、生徒さんの弾くのを聞いて、なるほど、と感じた部分があるので、それについて書いてみます。

シンコペーション

やはり、なんと言ってもシンコペーションの多さ。

歌を聞いていると、それがとても自然で、だからこそ、音楽が前に進んで魅力的なのですが、それを楽譜にタイをたくさん使って書き、さらにそれを音にするとなると、話は違ってきます。

生徒さんも「右と左を合わせようとすると、すごく難しくなる。」と言っていましたが、その原因はこのシンコペーションを使ったリズムにあるのです。

歌の場合には、歌う人が拍を感じてバンドの演奏に合わせて歌えば良いのですが、右手と左手とで別々にリズムを刻むことは意外に難しいのです。

左右それぞれをリズムを感じながら練習する

伴奏の練習をたくさんしていたために、どうしても、他の曲の練習時間が少なくなりがちです。

片手ずつまず弾いてもらったのですが、4拍子を感じながら弾けるところまでには、あと一歩でした。

それを少し練習して、前奏部分の両手を合わせてみると、なんとか合わせることができました。

右手は右手で、歌のイメージを持ちながら、でも1234の拍子は常に意識する。左手は左手で、同じく1234の拍子を意識する。

それができてから、両手の練習。この手順を確実に踏むことが結果的に早道のようです。

ポピュラー音楽に限らない

もっとも、これはポピュラー音楽に限りません。どんな曲でも同じです。拍感、拍子感は常に大切です。

そして、その上にフレーズ感。特に歌詞のあるもの、伴奏を弾くときには、言葉と音との関係もしっかり見ていく必要があります。

「また、練習してきます。」と言って帰っていく生徒さん。夏のマリーゴールドの花のように元気で明るく、私も元気と明るさをたくさん分けてもらいました。