こんにちは。

 

今日は、自分のやりたいと思うことをやってみる、ということについて書いていきます。

「ピアノを弾いてみたいけれど…」と思っている人は、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。

「楽器がないし。」「お教室がどこにあるかわからない。」「お月謝が高い。」

できない理由が次から次から頭に浮かびます。

 

とてもよくわかります。私もそうだったからです。

「子育てと仕事(後半は介護も)で目が回るほど忙しい。いつ練習するの?」

「レッスンだっていつ行ったらいいの?」

「そもそも、今レッスン再開しなくても、楽しんで弾くだけなら何とかなるじゃない」

母が亡くなった後、「人生には終わりがある」としみじみ思いました。

ではどうする?

「ピアノを弾きたい」と文字通り降りてきた感じがします。

そこで一歩踏み出したのですが、その時は、もう迷いやできない理由を探すことはまったくありませんでした。

自分に許可が出せたのだと思います。

コーチングやカウンセリングではよく使う「自分に許可を出す」という言葉ですが、自分自身にこうしてもいいと決められる、ということです。

そして紆余曲折ありながらも、自分の本当にやりたい方向にたどり着けました。

 

 

先日おみえになった生徒さん、今までは、曜日と時間がなかなか定まらなかったのですが、ここのところで、だいたい決まってきました。

あわせて、月謝のコースにすることも決め、こんな曲を弾いてみませんか、とお見せした楽譜にも、とても乗り気で次回までに私が用意することになりました。

帰り際に「私、やっていいんだ、と思えるようになったんですよ。」とおっしゃっていました。

ご自分に「ピアノをやっていいんだ」という許可を出せるようになったのですね。

 

別の小学校高学年の生徒さんも、先日「次は○○が弾きたい」と言いました。

教本に載っている曲はあまり好みではなさそうだ、ということは分かっていたので、本人がどんな曲を弾きたいと思っているのか、私も手探りでした。

きっと、「ここはクラシック曲のピアノ教室」と生徒さん自身が思っていたからかもしれませんが、今までは、「どんな曲が好き?」と聞いてもあまりはっきりした答えが返ってきませんでした。

ここでも、「自分のやりたい曲を言っても良い」という許可を自分に出せたのでしょうね。

 

それが言えるようになるまで、お二人とも4~5ヶ月かかりましたが、ここから生徒さん自身が主体になってピアノに向かうことができるようになります。

最初のうちは、ご自分でも方向性がわからなかった、というのが正直なところかもしれません。

レッスンに来るようになった一歩、そして次に自分に許可が出せて自分が主体となってピアノに向かう一歩。

ピアノを学ぶというのは、その内容だけではない、心の変化というのもあるのです。