こんにちは。

先日、こちらに書いてあります私の奏法を学びたいということで、50代の方が体験レッスンにお見えになり、入会なさいました。

私の先生のブログもずっとお読みになっていて、門下発表会にもいらっしゃっていたとのこと。

私がピアノ教室を始めたいと思った大きな理由の一つして、この奏法を多くの方に知ってほしい、という気持ちがあったので、たいへんうれしく思いました。

 

響きのある音色を自分で出せるようになるには、いくつかの要素があります。

まず、自分で響きのある音色がわかること。

耳の訓練ですが、すぐ聞き分けられるようになる方がいる反面、聞き分けられるようになるまでには、ある程度の期間が必要な方もいます。

ただ、これがつかめるようになると、ピアノとの一体感が違います。

私は教育学部出身ですから、声楽やクラリネット、チェロを学んだ経験があるのですが、声楽や他の楽器の場合には、身体を使ったり、身体に密着させたりするので、楽器の振動が伝わってきて、一体感があります。

ピアノだけが、大好きなのになぜか向こう側にある感覚を持っていました。

響きが分かって、響きを感じられるようになったとき、「あ、歌うように弾ける。」と本当に思いました。

 

次に姿勢。

私自身は意識しているようで意識できなかった期間が長かったのですが、逆にそこが分かったら、音も大きく変わってきました。

いかに自分の腕の重みを、うまく鍵盤にのせて使えるようになるか。

いかに大きく腕が動かせるようになるか。

身体の使い方のイメージですね。

 

3つめに手や指の使い方のイメージがつかめること。

先日の方も、「大野先生のブログを読んでいただけでは、わかりませんでした。こんな使い方をするのですね。」と驚いていました。

やはり文字で読んだだけでは、なかなかつかめないのは事実です。

ある意味、かなり特殊なのかもしれません。

動かし方も、手の旋回を使っていきますが、その旋回の方向も一方向ではありません。

手首も使っていきますし、その時の意識の持っていきかたも重要です。

 

実際のレッスンはこれからですが、ぜひ、この奏法の魅力を味わっていただきたいと思っているところです。