こんにちは。

ピアノを弾いている時は、とかく弾くことに注意が向きがちです。

意識して「聴く」ことで音楽が変わっていきます。

 

昨日、レッスンした幼稚園の年長さん。

クリスマス会に向けて「ジングルベル変奏曲」を練習中です。

レッスンで弾いてもらうと、いつも練習をたくさんしてくる生徒さんなので、最後まですらすら弾くことができていました。

 

この曲はクリスマス会で弾くので、細かいところを勉強していくことは、伝えてあります。

前回のレッスンの時は、右手で和音を弾く時、音が抜けることがあったので、その練習をしました。

「音をよく聞こうね。全部の音が聞こえるかな?」と確認しながらゆっくり練習。

その後、通常の速さでも練習。

それから、両手で合わせました。

「音をよく聞く」を意識するだけで、変わってきます。

今回のレッスンでは、意識して練習した成果があって、その部分はとても上手になっていました。

 

次に、今回はメロディーを「聞く」ことに意識を持つようにお話をしました。

変奏曲なので、テーマの時は右手がメロディー、第一変奏の時は左手がメロディーというように、変わっていきます。

今までと逆になっている左手メロディー、右手伴奏のパターンは初めてですから「お歌の部分はどっちの手が弾くかな?」という確認をして、その後、「お歌をしっかり聞きながら弾こうね。」と話しました。

「しっかり聞こう」と思うだけでも、こちらも音のバランスが全然違ってきます。

 

最後の部分も、「サンタさん、そりに乗ってくるでしょう。プレゼントを置いた後、どうするのかな?」と聞くと、「次のお家に行く。」

「じゃあ、鈴の音はどうなるかな?」

「だんだん小さくなる。だってね、ずっと同じ所にいて、大きい音で鈴を鳴らしていたら、子どもが起きちゃうでしょう。そうすると、朝になる前にプレゼント見ちゃって、中身がわかっちゃうもん。」

なるほど。そこまでは考えていなかった!

ということで、鈴の音が遠くなっていく感じ、これもよく聞きながら、だんだん小さくしようね、ということで練習しました。

 

自分の音をしっかり聞きながら練習していく。

この習慣をつけていくと、音に対する感覚がどんどん鋭くなっていきます。