できたことに目を向ける

人間、どうしても、できたことは「当たり前」に感じてしまい、できていないことをに目を向けがちです。

でも、振り返って、自分が「できたこと」「できるようになったこと」に自分自身が目を向け、味わっていくことはとても大切です。

両手で弾けるようになる

保育士や幼稚園の先生になるための大学に行っている生徒さんがいます。初心者として2月からピアノを始めたのですが、今は両手で弾けるようになっています。

今回のレッスンで、右手は付点4分音符と8分音符、左手は4分音符のリズムで弾いていきます。

両手で弾き始めて間もない生徒さんにとって、このリズムはとても弾きにくいものです。2拍目で最初に左手だけ動かし、その後に右手だけ動かす、というのが難しいのですね。

この大学生の生徒さん、自分で練習してきたそうですが、それほど苦もなくすっと弾けていました。

他の曲もあって、「まだこれとこれもするんですよ。弾けるのかな。」と、課題のことを考えてちょっと大変そう。

「でも、2月から始めて、これだけ両手で弾けるようになった、と考えたら、すごい進歩じゃない?」と言うと「めっちゃポジティブですね。」と逆にびっくりしていました。

自分で弾けるようになる

小学生の生徒さん。今までは、家での練習で片手ずつ弾いてきて、レッスンの時にいっしょに確認しながら両手で合わせる、という形でした。

この間のレッスンの時に、「自分で両手で合わせてみた」と言います。聞かせてもらうと、リズムも、それぞれの手の音も正しく、両手で弾けていました。

自力で両手を合わせることができるようになったのです。「ちゃんと弾けているね。頑張ったね。」と言うと、生徒さん本人も、やはりうれしそうでした。

あるところまで、やっていると、1段階、ふっと上がれる時がありますが、ちょうどその時に来たのでしょう。

お迎えにきたお母様にも「自分で両手を合わせて弾いてきました。とても頑張っていますね。」とお話しし、お母様もうれしそうでした。

できたことに目を向ける

レッスンをしている私の役割としては、「できていること、できていないことをフィードバックする」というのがあります。

頑張る人ほど、まだ出来ていない部分に目を向けがちです。でも事実としてできるようになっている、ということを感じると、また次に頑張る意欲もわいてきます。

私が「できるようになったこと」に目を向けてもらえるようにしっかりフィードバックしていくことで、ピアノがますます楽しくなってほしい、と考えつつ、レッスンをしています。

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