レッスンを通してより上達する

ピアノのレッスンを充実したものにし、上達につなげるためには、いくつかの要素があります。

  1. 自分の演奏を客観的に聴ける(これはレッスンに限りませんが)
  2. 先生のアドバイスに耳を傾ける
  3. 先生の言っている内容(あるいは、弾いてみせてくれていること)と、自分の演奏との違いを理解する
  4. 実際にその場で修正する
  5. 修正した状態を覚えて帰り、練習に生かす

このそれぞれの要素についても、生徒さんによって得意な部分はそれぞれ違います。

「間違っちゃった」と自分で聴いて気づく

先日、レッスンした幼稚園年中の生徒さんの場合、自分の演奏をきちんと聴くことが出来ていました。

夢中になって弾いているうちに、タイを忘れて、弾き直してしまう。違う音を弾いてしまう。「あ!間違っちゃった。ここ、つなげるんだった。」「音が違う。」とすぐ気が付きます。

お母様も「意外によく聴いているのでびっくりしました。」とおっしゃっていましたが、よく分かります。

そして、次は「今度は間違わないようにする。」と言って、その部分を意識しながら弾いています。

小さいお子さんの場合は特に、自分で意識できると、その場でどんどん直して弾けるようになっていきます。

リズムの違いをすぐ修正する

別の生徒さん、片手ずつ別々に練習して、弾けるようになったので、レッスンで両手の練習です。

3拍子の曲。右手は付点2分音符でメロディーを弾き、左手で2拍目と3拍目に和音が入ります。

片手ずつは上手に弾けていたのですが、両手で合わせると、右手を3拍分おさえていることができずに、指が上がってしまいます。

最初、言葉で言ったのですが、分かりにくかったようなので、「楽譜にはこう書いてあるけれど、〇〇ちゃんのは、こうなっているの。」と実際に弾いてみせました。

今度は分かったようです。何回か練習しているうちに、できるようになりました。次の段で同じ音型が出てきた時は、最初から正しいリズムで弾けていました。

より良くしようという意識が大切

理解できても、なかなか修正できないこともあります。大人は特にそうですし、私なども時々、「頭では分かっているんだけれど、なかなかできない!」ということもあります。

ただ、「間違ったから直していこう」「こうアドバイスしてもらったからそれを生かしてより良くしよう」という気持ちで、少しずつでも改善しようという意識で練習するか、それとも、まだ小さいから、大人だから、難しいから、「仕方ない」と思うかによって、長い目で見るととても大きな違いになってきます。

せっかくのレッスンの場。有意義に活用して、自分の演奏をより高めていただけたら、と日々思っています。

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