こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

今、歯医者さんに通っています。先日は親知らずを抜きました。そこでの先生との会話の中に、「ピアノの先生も同じ」と思ったことがあったので、ご紹介します。

最近私が通い始めた歯医者さんは、最初から親知らずを抜くことに積極的でした。実は右奥の親知らずが虫歯になっていたのですが、今までは「様子を見ましょう。」ということで抜かずにいたのでした。

ところが、舌の特定の場所に歯がいつも当たることで、舌がんのリスクが高まる場合があるということを最近知って、だんだん親知らずが気になってきました。私の親知らずは変な方向に生えているため、いつも舌で触っている状態です。

親知らずが気になってきたことを、私が話すと、口腔外科のご出身だという今の歯医者さんは、今までたくさんの口腔がんの患者さんを見てきた経験から、口の中で歯が不自然に出っ張った状態で、舌や、口の内側に触っている方が気になるとおっしゃいました。

「歯科医でも、自分の専門分野によって、その辺りの考え方は変わってきますね。私は、口腔外科にいたので、条件の悪い抜きにくい歯でも、抜くことができますから、よけい抜く方に傾くのだと思います。」と続けました。

ピアノ教室も同じで、バックグラウンドによってずいぶん違うのではないでしょうか。音大出身の先生でも、ピアノ科の方、声楽の副科としてピアノをやっていらっしゃった方。ピアノ科出身でも、演奏活動をメインに教えること「も」します、という方と、その逆の方。また、演奏活動と一口に言っても、独奏を中心におやりになるか、アンサンブルをたくさんおやりになるか、によっても考え方は変わってくると思います。

さらにそれに加えて、ピアノの先生お一人お一人の考え方の違いも加わってきます。

私の場合は、教育学部の音楽科出身でもあり、教職経験が長かったことから、「ピアノを通して、人としての成長を支援する」とことに重きを置いています。もちろん、ピアノの上達がメインであり、そのための工夫はしています。その上で、レッスンノートの活用やレッスンでの関わりを通して、良い習慣をつけることや、自己肯定感を上げることなども重視しています。それが、私の専門分野を生かすことにもつながっています。

また、カウンセリングを学んだこと、たくさんの中学生と、その保護者の方との関わりがあった経験から、お子さんのレッスンを通して、保護者の方のお力にもなれたらいいな、という思いもあります。

「趣味として」「楽しみとして」ピアノを学ぼうと思っている方に、ピアノ+αで関わっていけたら幸いです。