昨日は、自分のレッスンに行ってきました。先生がご自身のブログで紹介していらっしゃった、新しいタッチを教えていただいてきました。

凝縮された、芯のある明るめの音色になります。

アシスタントの先生が、モーツァルトでの使い方を見本として弾いてくれました。モーツァルトにぴったりです。

他にも、バッハの場合はこんな使い方、ベートーベンだと、微妙に深いところをねらってこんなふうに、と弾いて聞かせてくれました。

さらにスクリャービンでも、指の腹を使った柔らかい音だとこういう感じに、このタッチを使うとこういう感じに、場合によっては混ぜていくこういう演奏も…と。

これがロシアピアニズムの響きで作っていく音楽の楽しさです。

ハノンの1番の音形で試しに練習してみたのですが、支えがどれだけしっかりしているかが重要です。落ちるとねらうべき底をつきぬけてつぶれた音に、浅すぎると浮いた音になります。

また、底をさわる時間はほんの一瞬。長すぎると重い音になってしまいます。

何回かやっているうちに、ハノンの恩恵なら、少しずつイメージがつかめるようになってきました。

ただ、右手よりも左手のほうが筋力が弱い分、難しく感じました。

このタッチを使って、持って行ったバッハのフランス組曲を弾いてみました。

前半1ページ分を弾いたところで、先生が、「音形によって、落ちますね。太い緩んだ音になっている。特に、左手の1・2の指を使うところ。」

左手だけ、最初のファシラ♯シの音形を弾いてみます。確かにラ♯の音が緩んでいます。そこだけ、こうすれば、と指の曲げる角度を変えてみたり、手首の向きを変えてみたりしました。

アシスタントの先生も弾いてくれて、よくそれを見ながら、結局手の構え方、指の曲げ方に問題があることが分かり、ようやくその部分でも、教えていただいたタッチを使うことができました。

もっと虫様筋の筋力を鍛えていく必要があります。今までのタッチはもちろんのこと、新しいタッチももっと自由に使えるようにしていくには、それが欠かせません。

学ぶところのたくさんある、有意義なひとときでした。課題をたくさん持ち帰ったので、また練習です。