こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

11月からレッスンに来ている小学校6年生の男のお子さん。音楽ドリルを頑張っています。

ドリル的なものはどうかな、という思いもあったのですが、中学校で教えていたときに、ピアノを長く習っていた生徒でも、譜読みで苦労していた姿を見ていたことを思い、やはり使うことにしたのです。

体験レッスンの時に、これから先のことも考え、まず音符を見て、何の音なのかぱっと分かることが大切だということを、お話をしました。

そして、そのためには量をこなすことが大切であること、音楽ドリルを使ってその量を補っていきたいということもお話しました。

6年生なので、付き添いのお母様にも聞いていただきますが、基本的にお話は本人とします。やはり、本人が本気になることが大事だからです。

その後、宿題の量は自分で決めてもらうことにしました。最初は「何ページやる?」と聞いたら、「1ページ」という返事。さすがに1週間1ページでは目的が達成できません。「でも、それではこの1冊が終わるのにどれだけかかると思う?」と聞くと、あ、そうか、という顔をして、「20ページ!」というので、20ページ分宿題にしました。

翌週、「大変だった?」と聞くと、「全然。」ということでした。ちゃんと20ページ+おまけで2ページやってありました。

ただ、聞くと「字を書くのが第1間とか多くて、そこが面倒だった。」と言っていました(男の子にはよくありますね)が、よく頑張って、全部きちんとやってありました。

その後は、だいたい自分なりのペース配分が分かったようで、10ページ前後にしています。たぶん、来月には1冊終わります。さすがにさんざん読んだだけあって、音楽ドリルで学習した音は、さっと出てきます。

先日は、「エリーゼのためにの最初を弾いてみた。」とか「月光の最初も弾いてみた。」と言っていて、いろいろな曲にチャレンジしたい熱意が感じられます。

楽譜を読み、それを音にして弾いて、自分の響きを感じること。そのプロセスを楽しんでピアノに向かってほしいと思ったレッスンのひとときでした。