こんにちは。

昨日は、御茶ノ水にレッスンに行ってきました。

 

今、バッハのフランス組曲を弾いているのですが、虫様筋の使い方、鍵盤への指の下ろし方で、響きが大きく変わることを改めて実感しました。

一音ずつ、指の使い方、音の響き方を確認しながら弾いていると、結局1時間かかって、最初のALLEMANDEの、しかも半分で終わりました。

先週、レッスンを受けたピアニストの方も、バッハのインベンション1番で、同じことをおやりになっていたそうです。

ひたすら「この音かな?この響きかな?」と確認しつつ、その時の自分の指の状態、身体の状態を認識していく。

一音ずつの確認ができたら、16分音符なら1拍分、4つをまとめて弾いた時、それができているか、できていなかったのなら、どの指に原因があるのか、なぜなのかを探りながら、もう一度弾く。

それの繰り返しです。

 

どうしても、薬指、小指の筋肉は、力が弱く、音量が小さくなりがちです。

その音だけ「音量が小さい」ともう少し音量を上げようとすると、虫様筋が支えきれずに、指が鍵盤に落ちてしまいます。

そうすると、今度はその音だけ、いきなり音量が大きくなります。

筋肉が以前よりはついてきたとはいえ、やはり指により、コントロールのしやすさは大きく違います。

薬指、小指は特に、まだまだ指の筋トレが必要だと改めて感じました。

 

先生のレッスン室のスタインウェイ。

本当に微妙なタッチの差まで、実にはっきりと再現してくれる楽器です。

あるポイントがあって、そこに適切に触れると、実に良い響きが出ます。

でも、少しでも深かったり、浅かったりすると、全く違う響きになります。

深すぎると雑音のような濁りが感じられます。

浅いと「浮いた音」になり、しっかり響きが上がりません。

 

先生も「まさに薄氷の上にいるようだよね。ほんの少しのちがいで響きがまったく違ってくる」と言っていましたが、特に薬指と小指では、何度も薄氷が割れて、水中に落下した気持ちでした。

また次回のレッスンまで、一つずつ一つずつ、丁寧に確認しつつ練習していきましょう。