こんにちは。

昨日は、御茶ノ水にレッスンに行ってきました。

レッスン前、ほんの少し時間があったので、神田明神にお参りしてきました。

本殿わきのしだれ梅がきれいに咲いていて、春を告げていました。

帰り道、自宅近くの道路でも、蝋梅の良い香りがして、思わず立ち止まってしまいました。

もうすぐ春がくるのだなあ、としみじみ感じました。

 

レッスンでは、毎回少しずつ手の使い方、身体の使い方と響きとの関係を調整していきます。

音楽的なこと、例えば「ここはこう弾きなさい。」「ペダルはこう使うのが良い。」という話は基本的にありません。

最初の頃は、ピアノのレッスンはそういうことを教えてもらうのが中心だと思っていたので、戸惑いました。

レッスンを受け始めた最初の2年くらいは、本番間近なのに音楽がまとまっていない、と先生が判断された時だけ「僕だったらここはこう弾くけど。」と言いながら教えてくださった時がありましたが、今は本当に何も言いません。

演奏する者自身が、そこは自分の感性と勉強で何とかしていくべきもの、という姿勢なのです。

だからこそ、私がどう弾きたいと感じているのか、ということをとても注意深く聴き取ってくれます。

そして、「その部分で、そのイメージの音を出したいのだったら、こう手を使うと良いのではないか。」というアドバイスをしてくれるのです。

また、音型によって手の支えが甘くなり、響かない音がある場合にも指摘してくださいます。

 

昨日も、細かい部分の響きの修正をしていただきました。

前回、「ゆっくり」「響きを聴きながら」「もっと細部のイメージを明確に持てるように」弾くという課題をいただいていたのですが、これは永遠に終わりのないものです。

4月の本番までに、自分はどこまでできるのか。

自分自身の今の力で、このモーツァルトの1音1音を、どこまで磨いていくことができるのか。

結局最後は自分自身と向き合うことになります。

1日ほんの1㎜前に進むという感じ。実際には進んでいるかどうかも分からない。

でも、時にふり返ってみると、少し前に進んでいると実感できる。

そんなイメージでしょうか。

今日も、1㎜前に進めるように、練習していこうと思います。