こんにちは。

姿勢は大切だとここで改めて感じているので、それについて書いていきます。

 

私自身も、もともと学生の頃に、先生から「肘で支えている」と何度も指導されていました。

ただ、その感覚自体がよくつかめていなかったので、「ではどうしたらよいのか?」が分からず、自分なりに工夫をしてみたものの、思うようにいかなかったのです。

今のように動画が手軽に撮影できたわけではありませんので、客観視することが難しかったのも確かです。

音は、「きれいな音」とはいわれましたが、薄いというか、硬いというか、そんな音色だったのだろうと思います。

体格も小さく、手も小さいので音量もあまりありません。

「あなたのは、何を弾いてもモーツァルトの音。」

特に大学での最初の1年は、それを言われ続けていました。

 

先日、自分がレッスンに行ったとき、「効率的に腕の重みが使えている」とアシスタントの先生に言っていただいて、ようやく、長年の課題を一つクリアした感じがしました。

ずっと考えていたのですが、やはり難しさを感じていたその課題が、すっと自分の中でわかるようになったきっかけは、以前にも書きましたが、ポゴレリチの動画を見たことです。

それから、自分の軸を見直し、腕の使い方を見直しました。

手軽に動画が撮影できるようになったことも、とてもありがたいと感じました。

レッスンや練習を撮影して、すぐ見ることができますから。

 

同時に、骨格や筋肉のつながり方の図を見て、腕の仕組みについて勉強したことも役立ちました。

腕は肩甲骨から始まっていること。

それを意識するだけで、腕の長さの感覚が変わります。

それは同時に腕の重さの感覚も変わってくることにつながります。

それを腕の下側の筋肉で支えつつ、鍵盤に伝えていく。

 

ここに至るまでの試行錯誤の期間が長く、そしてさまざまに試してきたので、逆に生徒さんにはすぐ伝えることができます。

先日も、ある生徒さんの姿勢を変えることで、響きも音量もすぐ変わりました。

先生からは「もっと太ると、もっと良い音がでるんだけどね。腕の重みそのものも増えるし、支え方も変わってくるから。」とは言われますが、ちょっとそれは難しそうです。

腕の重みを増やすために筋トレはしているので、その成果が出ればうれしいな、とは思いますが。

 

弾く時の姿勢、音を出す上でとても大切です。

ぜひ、見直してみてください。