こんにちは。

ここのところ、オリンピック選手のインタビューを見たり、解説者のお話を読む(聞く)機会が増えました。

スポーツのトップ選手は、当然のことながらご自身の身体の使い方をとてもよく分かっています。

 

では、私たちピアノを弾く者はどうでしょうか?

私の場合は、若い頃、全然考えていませんでした。

痛みが出て「腱鞘炎だ」となっても、湿布をしたり練習を休んだり、という程度で筋肉の動きそのものを考えることはありませんでした。

 

今の奏法に出会って、屈筋を使うこと、虫様筋を使うことを教えていただき、指の筋トレを始めましたが、自分自身でどの筋肉をどう使っているのか、まだ理解が少なかった気がします。

ここのところ上半身・下半身・体幹の筋トレを少しずつやっていますが、本を見ると「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」等、どの筋肉を鍛えるのか具体的に書いてあります。

なるほど、そういう意識を持つと、ピアノの演奏も変わってくるかもしれない、と思って少し調べてみました。

 

虫様筋は「指先でつまんだり、指を伸ばしたまま付け根だけ曲げるなどの動きに関与する」筋肉です。

ですから、私の先生がレッスンの時、「塩をつまむような感覚で」と言うことがあるのですが、これは虫様筋を使う意識を持つために必要な言葉だったわけです。

「指を伸ばしたまま付け根だけ曲げる」動きは、意外に日常生活の中で意識していません。

ですから、ピアノを始めて間もない生徒さんはこの感覚を持つのに時間がかかります。

手の甲側の関節が出るように、というと少し分かってもらえます。

指人形を使って遊ぶと、小さいお子さんも感覚がつかめそうです。

今度作って試してみます。

 

腕の内側の筋肉では、浅指屈筋と深指屈筋を使っていそうです。

私自身、腕の下側の筋肉がまだ弱い、と自覚しているのですが、「指の屈曲動作は殆んどこの二つの筋肉で行われていると思っても良い」「テニスボールを握りつぶすような動作で鍛えることができる」というのを読んで、この筋トレもやってみようと思いました。

同じことをするのでも、筋肉に力があれば、ずっとやりやすくなります。

意識していくだけでも違ってくるそうなので、やれることからやってみようと思います。