身体の使い方をレッスンしてもらう

昨日は、都内までレッスンに行ってきました。新しい曲はまだ弾けていないのですが、身体の感覚を戻すために、先生に見ていただくことが最大の目的です。

このあたりのレッスンの受け方は、一般的なピアノのレッスンとは違い、むしろ声楽の、それも発声のレッスンに近いところですね。

手のポジションの修正

「ポジションが下がっていると思うのです。自分なりに修正してから来たのですが、まだ低いのではないかと思っていて…。」という話をしてからレッスンを受けました。

弾き始めてすぐ「惜しい。確かに少し下がっている。」とのこと。私自身も音の上がり方がいつもと違うと感じていました。

「基本は上にある感じ。弾く時に下りるイメージ。」と実際に弾いていただきました。聴きながら、手元も見て、手と響きの確認をしてから、もう一度弾き始めました。

「今だと、下部雑音がほとんどない状態になっていますね。」と言っていただき、ようやくリセットされた感じがしました。

小指の音が思うように上がらないと感じていた部分も、「もっと小指は引き上げる感じ。そうすれば、引き上げた瞬間に音が上に上がります。」と引き上げ方が足りなかったことを教えていただき、今度は響きがまっすぐ上に上がるイメージで弾けました。

良かった良かったと調子にのって、すぐ次の同じ音型を、同じタッチで弾いてしまいました。そこは「まったく同じ音ではないはずです。」ということで、修正。

自分では甘くなりがちな部分を、指摘していただき、耳の感覚もリセットされました。

椅子の高さ

姿勢との関係で、クッションを使ったほうが良いかもしれない、と言われ、クッションとそれでも足りずにひざ掛けも折りたたんで使いました。だいぶ高さが上がりました。

私は背が低いので、本当は、このほうが良いのですが、まさかステージのピアノ椅子にクッションを使うわけにもいかないので、本番の前には一般的なピアノ椅子の高さで練習をします。そうするとどうしても肘の高さが鍵盤よりも下がってしまうのです。

自宅のピアノ椅子は2種類あり、一つは普通の椅子。一つは小さいお子さんも使えるようにとかなり高くまで上げられる椅子。家でも、姿勢の確認をする時には、高い方の椅子を使います。

ここのところ、普通の椅子を使っていたので、それも全体として下がり気味になる原因だったかもしれません。

帰宅してから、高い方の椅子で弾いてみると、腕を自由に動かせる感じがしましたし、重さをしっかり鍵盤にのせられる感じがしました。やはり、椅子の高さは重要です。

自分の感覚そのものを進化させていく

今回は、自覚できていた部分が今までよりも大きかった、という意味で、自分自身の進化を感じることができました。

楽器が教えてくれた部分もたくさんあります。先生にも「ピアノが変わったから、自分で分かったんじゃないですか。」と言われましたが、ほんとうにそうです。

今のピアノだからこそ、細かい部分の違いを感じ取ることができた、ということは、確かに大きいと思います。

自分の感覚そのものを、少しの違いが感じ取れるように進化させていく、そのことが結果として自分の演奏に反映されていくのではないか。そんなことを感じながら、帰ってきました。

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