その日の練習の記録を細かくとってみる

「成功する音楽家の新習慣」。 題名がちょっと大げさな感じがして、買うのが気恥ずかしかったのですが、 楽器店に特設で設置してあった書籍コーナーで、師事する先生の本の隣にあったので、買ってきました。

アメリカの音大1年生を主な対象者として書いた本、とのことですが、練習の捉え方から本番、そして、音楽を職業としていくことなど、多岐にわたった内容が盛り込まれています。

特に、練習の仕方については、現在の私とは、ずいぶん発想も方法も違っているので、取り入れられるところから実践してみようと考えています。

その日の練習の目標を明確にする

今までは、次のレッスンまでに「弾けるようになる」という意識でした。この本を読むと、もっと目標を明確にする必要がありそうです。

「今日の」「この曲の」練習の目標を考える、ということ。確かにそこまでは考えていませんでした。

ということで、昨日の私の「バッハ・フランス組曲第3番」の練習の目標は、「ミスタッチをなくすこと」「音色に変化をつけること」の2つを挙げることにし、メヌエットとジーグを中心に練習することにしました。

記録を細かくとってみる

今までも、練習時間と簡単な感想の記録はとっていました。でも、この本を読むともっと細かく記録していくほうが良いと気づきました。

練習にはくりかえしがつきものですが、「漫然と」くりかえしてはいけない、ということが、あちこちに書かれています。「くりかえして練習すること」場合にも、1回ごとに練習の意味づけをしていく、そんな意識が必要だというのです。

今までは「この小節」であるいは「このフレーズで」ミスが多い、という捉え方だったのを「この小節の3拍目」と捉えるようにしてみる、ということです。

そして、それを記録してみる。楽譜に書き込む方法が紹介されていたのですが、それをすると、たくさんあると後で見て訳がわからなくるかもしれないと思ったので、とりあえず昨日はノートに書き出してみました。

くり返すことへの意識が変わってくる

実際にやってみると、くり返すことへの意識が変わってきました。逆に言うと今までいかに「漫然と」くり返していたか、ということに気づきました。

問題となる箇所を特定するためには、頭を使って考えなくてはいけません。「弾けないからこのフレーズ全体を取り出して練習する」という段階の前に、「どの箇所が、どうして」問題なのかを考える段階が入ることになります。

今までは、それをレッスンで先生に教えていただいていました。自分で解決できる部分が増えれば、また違う内容を教えていただくことができます。あるいは、どうしても自分だけで解決できない部分を自分で取り出して、うかがうこともできます。

しばらくこの方法を行ってみようと思っています。練習の質を高め、同じ時間内でより効果的な練習をしていくこと。それを目指していきます。

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