こんにちは、たうらピアノ教室の田浦雅子です。

月曜日に、自分のレッスンに行ってきました。

先生のレッスン室のスタインウェイ。先生が弾くと何とも言えない、つやのある、丸みのある音がします。

今回もモーツアルトのピアノソナタ1番・第1楽章から聴いていただきました。

かれこれ始めてから半年近く弾いています。この曲、本当に楽しいのです。若いモーツァルトが、「こんなこともできるよ!」「ここはちょっと大げさに悲しそうにしてみたい」「でもやっぱりそれは冗談」「この音型おもしろいでしょ」と遊んでいる感じがします。

オペラのイメージも浮かんできて、ここは「フィガロの結婚」のあの場面、「コシ・ファン・トゥッテ」のあの場面のイメージ、と思って弾くと、楽しいのです。こういう楽しさは、実際に演奏するという形でモーツァルトに触れるからこそ味わえるものであり、ピアノを弾けるからこそのものです。少しでも作曲家に近づいた気持ちがします。

とはいえ、音色はまだまだ課題がたくさん。特に展開部で、あれ?と思うところがあり、先生も「最後は持ち直したけど……。」とおっしゃっていました。和音があると手のポジションがどうしても本来あるべき形と違ってしまうように思いました。まだもうしばらく練習です。

次に、「デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲」

これも本当に美しい曲です。前回、第2変奏曲の左手の音色が薄いというか固い感じがしていたので練習したのですが、先生のピアノで弾くと、思ったほど音が変わっていません。先生が最近ソコロフのタッチを研究していらっしゃるので、そのタッチを意識して、手の内側と指のつけねの筋肉を意識して弾いてみると、前より音が集まった感じがしました。

最後にブルグミュラーのアヴェ・マリア。やはり左手の動きのある部分で響きが薄くなります。一音ずつ指の付け根を意識して弾いてみると、少し良くなってきたと思いました。これは聖母マリアへの祈りの歌。もっと歌らしく、たっぷりと弾きたいと思いました。

今回も自分の課題をたくさん見つけられました。先生の美しい響きを聴いて、少しでも近づきたいと思いつつ、帰ってきたのでした。