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2018.05.06

シャコンヌの様々な演奏

こんにちは。

ゴールデンウィークも最終日。

上り車線の渋滞情報が聞かれるようになってきて、休暇の終わりを感じます。

おおむねお天気にも恵まれて、良い休日でしたね。

 

ヘンデルのシャコンヌ、いろいろな演奏があって、興味深く聞いています。

やはり、ドイツのピアニズムのピアニストは、アーティキュレーションもさまざまに工夫して、タッチと構成感で聞かせる感じ。

一方、ロシアピアニズムのピアニストは、全体にペダルも多めで、細かいニュアンスで聞かせる感じ。

ざっとこんな印象を持ちました。

古今東西、これほどたくさんの演奏が聴けるというのは本当にありがたいことだと感じています。

私が今師事している先生が、ロシアピアニズムに傾倒するきっかけになったピアニスト、ニコラーエワ先生の演奏もありました。

端正な美しさ。

気品を感じます。

本当に素晴らしい演奏だと思います。

 

バロック時代のもので、もともとがピアノのために書かれたものではないので、その点もどう演奏していくのか、逆に自由度が高いと思いました。

今は、どれくらいのテンポ感が良いのか、自分なりにいろいろ探っています。

同時にバッハの時と同じように、縦のつながりと横のつながりを考えています。

横のラインを、それぞれの旋律線が出るように、音色を変えて弾くこと。

これもロシアピアニズムならではの課題であり、工夫のしどころです。

指遣いも、私の手に合わせると、どう弾いていけば弾きやすいのか。

こういう過程もとても楽しいですね。