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2018.03.31

筋トレをピアノに生かす

こんにちは。

モーツァルト、弾けば弾くほど課題が見えてきます。

これはもう、きりがないということを実感。

でも、本番までの期間でどこまで課題が見えてきて、どこまでクリアできるのか、それは楽しみでもあります。

 

ここのところ、筋トレで新しいメニューが加わっています。

腕立て伏せなのですが、普通の腕立て伏せと違って、手をつく時肩幅につきます。

腕を曲げるときも、肘を外にはるのではなく、身体に平行になるように曲げます。き

これは上腕三頭筋を鍛えるのだそうです。

まだ全然うまくできず、一番負荷のかからないひざを直角に曲げた状態でも5回がやっとです。

ただ、やってみて、この身体の使い方、ピアノに生かせる!と思いました。

 

今の奏法は、肘をそとにはることはありません。

肩から腕の重みを使っていきます。

お腹で支えるところも同じです。

これは一つまた発見しました。

 

もちろん筋トレと大きく違うのは、当然のことながら腕を曲げて終わりではないことです。

その肩や腕の重みをいかに支える、いかに指を通して鍵盤に伝えていくか、ということです。

その連続性という部分では、まだまだ研究の余地がたくさんあります。

ただ、ずっと考えていると、いろいろなことが「響きのある音を出す」という1点につながってくる感覚があります。

 

今より少しでも響きのある音を出したい。

少しでも自分の演奏の課題を見いだし、解決していきたい、そんな本番2週間前です。