ブログ

似ているリズムの難しさ

こんにちは。

ようやく、暑さが少し和らぎ、ちょっとほっとしましたね。

小学生の生徒さんが「外で遊べなくて残念」と言っていましたが、35度を超える暑さでは仕方ありません。

熱中症の話題はピアノ教室でも出て、保護者の方が点滴をなさった話をしていました。

どうぞ皆さま、くれぐれもお気をつけください。

 

昨日の小学校6年生の生徒さんのレッスン。

ピアノは去年12月から始めて、頑張って続けています。

毎回の宿題、音楽ドリル。今回は、8分音符。

文字がとても上手なのですが、音符の書き方もとても丁寧で見やすくて、いつも感心しています。

 

今、「美女と野獣」の連弾曲を練習中です。

何回かレッスンを重ねて、そろそろテンポを上げ、仕上げになります。

ゆっくり弾いている時は、もう間違えずに上手に弾けるようになっています。

テンポを速めてみました。

 

だいたい上手に弾けるのですが、1カ所、上手くできない部分がありました。

その前の部分は2分休符→8分音符4つ→全音符という流れが続きます。

弾きにくい部分は2分休符→8分音符4つ→2分音符→8分音符4つとなり、伸ばす音の長さが変わります。

この部分が難しく感じたようです。

 

リズムだけ取りだしてみます。

うんうん たたたた たーあー たたたた たーあー 

と確認しながら弾いてみました。

何回か弾いているうちに、感覚がつかめたようです。

 

同じリズムパターンが続き、その後「似ているけれど少し違う」というリズムに変わるときの変わり目は、意外に難しく感じるかもしれません。

全く違っていれば、逆に意識できます。

今回も8分音符4つのリズムは同じで、伸ばす音符の長さが半分になっていたので、「あれ?」となってしまったのですね。

 

この次までに、練習してきて、連弾をすることになっています。

連弾になると、また音が増えて美しくなるので、楽しみです。