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2019.06.18

ポジションを安定させる

昨日は、レッスンを受けに都内まで行ってきました。フランス組曲第1番、全曲を聴いていただきました。

練習方法を変える

前回のレッスンで楽譜をはさんで弾く方法を教えていただきました。これをすることで、腕の付け根から手首まで、小指側のラインが意識できるようになります。

楽譜を落とさないようにすることで、ポジション全体が上がった状態を保てるようになります。

私の場合には、速いテンポの曲になると、どうしてもポジションが下がりがちで、同時に響きも上がりにくくなっていました。

先週のレッスンでも、クーラントになると、楽譜が厚くて重かったこともありますが、はさんでいるはずがどんどん下がってずれてしまい、とても弾きにくく感じていました。

1週間自宅で練習し、自宅のピアノでは、ずいぶん響きが上がった状態を安定して保てるようになったと感じていました。

先生のレッスン室のフルコンを使って、そのポジション、その弾き方が身についたかどうか、先生の耳で客観的に聴いていただきました。

「今日は、全然押し付けていないですね。」と言っていただきました。先生のピアノでも響きが上がっている感じがしていたので、大丈夫とは思っていま。たが、 ホッとしました。

曲の魅力を信じる

もう一点、ずっと練習していて、クーラントの後半の表現がしっくりこないということをお話ししました。

あれこれ考えてみても、いろいろ自分なりにやってみても、何だか平坦な気がしてしまうのです。

「そういう時はあります。そういう時は、『何もしない』というのも1つの選択肢なんですよ。」と教えていただきました。

「曲の魅力を信じるんですね。自分があれこれ何かするのではなくて。」「時間が経つことで、感じ方もかわってきますから。」

驚きましたが、納得もしました。確かに、時間が経つことで感じ方は変わってきます。バッハの音楽は常に魅力的です。

「自分が」を考えることは重要ですが、時にはそれを手放すことも大切なのかもしれません。これもとても考えさせられました。

ピアノを弾けることの幸せ

ピアノを弾けることの幸せの1つは、作曲者とつながる感覚を持てることだと奏法を変えてから、特に感じるようになりました。

バッハとも、モーツァルトとも、何百年も隔たっているのに、直接つながる感覚になれる。

「曲の魅力を信じる」ということは、作曲者とのつながりを信じる、ということなのかもしれません。また次もバッハ。つながりを感じながら練習していきます。