2018.06.26
修正は小刻みに
こんにちは。
昨日は、御茶ノ水にレッスンに行ってきました。
写真は神田明神。6月30日が大祓えなのだそうで、こんな大きな輪が作られています。
東上線からの乗り継ぎの都合で、10分位前に着くので、レッスン前には神田明神に行くことが多いのです。
だいたい月に2回、2週間ごと、というのが通常ペースなのですが、発表会の曲をヘンデルのシャコンヌにするか、フォーレのノクターン2番にするかで迷っていたので、今回は2週連続で行きました。
9月の発表会では、フォーレのノクターンを弾くことに決めました。
シャコンヌは、自分なりの道筋がある程度見えています。
完成したら、こんな感じ、というのもイメージがはっきりしています。
ノクターンのほうが、課題がたくさんあって、2ヶ月をかけて仕上げていくとしたら、今の自分にとって学ぶものが多いと考えたからです。
昨日も、練習の段階で自分がなかなか出来なかった部分について、疑問点を伺うことができました。
取り出して弾いて、その方向で良いかどうかを確認していただきました。
自分で「やっている」つもりでも、出来ているかどうか、録音だけでは把握できないことがあります。
特に響きについては、機械で全部とらえて再現できるか、というとそれはどんなすばらしい機械でも無理な話ですし、まして私の手持ちの機器では期待できません。
ですから、きちんと聞いて、フィードバックしていただけるレッスンの場というのは、本当に貴重なものとなります。
同時に、自分では気付かないで「やってしまっている」こともフィードバックしていただきました。
今回、かなり高音部まで左手を使って弾く音型が何度も出て来ます。
その音型の時の親指の使い方を指摘していただきました。
本来親指の付け根から使っていくべきところ。
指だけで弾いていたのです。
その後、すぐに低音に戻らなければなりません。
その焦りがあって、きちんと手全体を使えていませんでした。
「固まらなければ、十分にもどれます。」と師匠に言われ、知らず知らずのうちに、急いで戻らなければ、という意識で手に力が入り、固まっていたことに気付きました。
定期的にレッスンで見ていただくことで、少しのずれが生じた段階で修正することができます。
これが、あまりにもレッスンの間隔があいてしまうと、修正するのにもまた時間がかかってしまいます。
来週が、大切なピアノの仲間達とのオフ会(勉強会)です。
昨日うかがったことをふまえて、人に聴いていただける状態になるように、また練習していきましょう。