ブログ

宿題につっくけて練習の習慣ができました

こんにちは。

ピアノが上手になるには、お家での練習が欠かせません。

新しい「ピアノの練習をする」という習慣を作ることがとても大切になってきます。

 

小学校2年生の生徒さん。

始めてから2ヶ月になります。

最初のうち、「練習するのを忘れちゃった…。」と言っていました。

様子をみていたのですが、何回か続いたので、「今ある習慣にくっつける」ということを考えてもらいました。

 

ちょうど夏休みに入ったタイミングの頃です。

「今、毎日やっていることは何?」

「夏休みの宿題。」

「じゃあ、夏休みの宿題の前か後に、ピアノを弾く時間が取れるかな?」

「大丈夫。できる。」

「宿題の前にやる?後にやる?」

「宿題の後にやる。」

ということで、「夏休みの宿題の後に、ピアノを弾く」という約束をしました。

 

翌週「練習できた。(楽譜を)見なくても弾ける!」ということで聞かせてもらうととても上手になっていました。

その次がお盆休みをはさんでの先日のレッスンです。

間が2週間あったので、宿題も2曲でしたが、レッスンノートを見ると練習ができるようになったこと、早い段階で1曲目が上手に弾けるようになってきたことが書いてありました。

「すらすら弾けるよ!」ということで、聞かせてもらうと、今回もとても上手に弾けるようになっていました。

 

本人もとてもうれしそうです。

練習→上手に弾けるようになった→また練習しようという意欲が持てる

この状態になることができれば、どんどん上手になっていきます。

「今度は宿題の前に弾くことにする。」

「練習すると、どんどん上手になるよ。」

ということで、クリスマス会で弾く曲の候補も考えていたのですが、決定はもう少し先に延ばすことにしました。

この調子で上手になっていくと、少しの違いで選ぶ曲の範囲がとても広がってきます。

今回はお母さまとの連弾で2曲演奏することにして、楽譜を見ながら弾くことになっていますので、暗譜の分、ぎりぎりまで様子を見ることができそうです。

にこにこしながら帰っていきました。

 

新しい習慣を作るには、今ある習慣にくっつけていく、これはとても有効です。

ピアノの練習を今あるどんな習慣にくっつけていけばよいか?

もし、思うように練習出来ないようでしたら、ちょっと考えてみて下さい。