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2018.08.15

手の回転をもっと使う

こんにちは。

昨日は、御茶ノ水にレッスンに行ってきました。

前回の課題である腕の付け根部分を意識すること、虫様筋を意識すること。

そしてできた響きをもとに今度は「意識しなくても」弾けるようにすること。

肩胛骨から腕を動かすこと。

 

ここを中心に1週間練習をして、聞いていただきました。

基本的な響きは前回よりも良くなっているようです。

先生からも「前回よりも良くなっています。良い練習ができましたね。」とおっしゃっていただきました。

身体の軸の取り方も、方向性は合っていたようです。

 

次の課題は、フレーズ感にあります。

音の響きを気にして、腕から弾こうとする意識が強すぎて、ついつい一つ一つ音を弾こうとしているようです。

フレーズが途切れて聞こえてしまう。

これも、何回か前のレッスンでご指導いただいていたことでしたが、まだうまくできていません。

手の使い方、手の回転のさせ方。

ここが次の課題になります。

同時に、技術的な面での完成度を上げること、暗譜をもっとしっかり出来るようにしていくこと。

本番まで2週間。まだまだたくさんやることがあります。

 

今回、たまたま私の前に一人レッスン中の方がいて、メソッドの先生がレッスンをしていました。

他の方のレッスンを見ることで、学べることもたくさんあります。

やはり「身体の軸」の話をしていました。

頭が前に下がってくると、響きがとらえにくくなっていくこと、結果的に弾く響きが変わってくることを言われていました。

私も今までの弾き方だと、頭が下がりがちです。

なるほど、こういうことなのかとよく分かりました。

 

さらにモーツァルトの和声の変化、音型の変化によってこう弾き分けていくという内容を、実際にその先生が弾きながら指導していらっしゃいました。

それを聞きながら、「なるほど!」とこれもまた学ぶことがたくさん。

リズムの刻み方、ペダルの踏み方なども、参考になりました。

いろいろ、試行錯誤しつつ、また練習していきます。