ブログ

急がば回れ

こんにちは。

レッスンの時、できるだけ「分解すること」「細分化すること」を心がけています。

先日、「あかいかわのたにま」を小学校1年生の生徒さんにレッスンしていました。

この曲、「ピアノひけるよ!ジュニア1」の最後にあるのですが、リズムが難しいのです。

 

まず、3拍目から入ります。

このリズム感、理解できて、リズムにのってしまえば大丈夫なのですが、最初は???という感じになりがちです。

伸ばす部分にタイも使われているので、よけいかもしれません。

この生徒さんも、むずかしいと感じていたようです。

そこで、ボンゴを使いました。

リズムだけ、たんたん たーあーたんたん… と言いながら、右手部分は右手で、左手部分は左手でボンゴをたたきます。

リズム打ちをするのは、机でもお膝でも良いわけなのですが、ここでボンゴが出てくると、生徒さんはみんなうれしそうな顔をします。

 

何回かやってみて、リズム打ちができたところで、今度は階名唱をします。

ソド ミーミミ ミーレミ レドーー ーーソド ミードミ…

次に階名唱をしながらボンゴでリズム打ち。

これも出来るようになってから、ピアノに戻りました。

今度は、分かって弾けるようになってきました。

来週までに、おうちで練習してきて連弾する約束になりました。

あわせてお母さまには、私の弾いた動画を送って、参考にしていただくことになっています。

 

分からないとき、弾きにくいときは、分解する、細分化する。

自分自身の譜読みの時にも心がけています。

「急がば回れ」で、逆にスムーズに進むようになります。