新しい習慣を作るときは、今ある習慣とくっつける
こんにちは。
今日は、習慣化について書いていきますね。
新しい習慣を作るときには、前にある習慣、すでにもう習慣となっていることとセットにすると作りやすくなります。
ピアノのレッスンを始めたとき、やはり「毎日ピアノを練習する」という習慣を作ること、それがとても大切です。
「習慣」になると、いちいち「さあ、ピアノの練習を頑張るぞ。」というエネルギーを使わなくてもすむようになります。
たとえば、歯磨きをするときに、「さあ、歯磨きをするぞ。」と「頑張る」人はいません。
食事が終わると「歯磨きしよう。」くらいの軽い気持ちで取りかかると思います。
逆に歯磨きをしないでいると「何だか気持ち悪いな。」となります。
習慣にはこのように「やるのが当たり前になる」「始めるのにエネルギーを使わなくなる」という側面があるのです。
習慣を作るときに一番早道なのが、「今ある習慣にくっつける」ということです。
ですから、ピアノの練習もお子さんの場合なら、「宿題をするという習慣」にくっつけるとか、「おやつを食べる」という習慣にくっつける等していくと、作りやすくなります。
また、最初はできるだけハードルを下げていくことも大切。
初めは5分から、そしてだんだん「習慣化」したら長くしていく。
そうすれば楽に練習出来るようになります。
もちろん、ピアノが楽しくて仕方がない、という場合には、そんな努力は必要ありませんよね。
そういう方もいます。
ただ、多くの場合、「ピアノを弾けるようになりたいけど、練習はちょっとめんどうくさい」というところからはじめるもの。
その時に「習慣化」がうまくいくと、面倒くささがぐっと下がり、練習することによって、進歩も早まります。
これは、ピアノだけに限らず、何か新しい習慣を作るときに役立ちます。
大人でも、生活を見直して新しいことを何か取り入れたい、習慣化したい、と思うときに意識してみてはいかがでしょうか。