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座り方で響きが変わった

こんにちは。

私自身が、ここのところ、椅子の位置・自分の姿勢・腕の使い方を研究中ですが、生徒さんにも、それを踏まえてお話ししたところ、響きが変わってきました。

 

小学校6年生の生徒さん。

今は、クリスマス会に向けてモーツァルトのピアノソナタとくるみ割り人形を練習中です。

とても向上心のあるお子さんです。

 

前回のレッスンの時に、弾いている時の腕の動かし方が窮屈に見えました。

ピアノと身体の距離がとても近いのです。

そこで、思い切ってそれまでより10㎝以上椅子を後ろに下げました。

お家でも練習の時に確認できるようにと、おおまかではありますが、ピアノの鍵盤の下から長さを測って帰りました。

同時に身体の使い方のポイントとして、腕の動きは肩胛骨から始まっていること、だから腕を動かすときには常に肩胛骨を意識して動かすようにお話ししました。

 

今回のレッスンで弾き始めたとたんに、「響きが変わった」と思いました。

特に出だしの2分音符・4分音符が続く部分は、動きがゆるやかなので、腕の動きが意識されやすいのでしょう、良い響きが出ていました。

生徒さんに「音が変わったね。」と言うと、

「家で弾いていても、音が上に上がる感じがした。」という返事。

「弾きやすくなった」とも言っていました。

やはり、椅子とピアノの位置関係、そして腕の動かし方の意識、これが響きに与える影響はとても大きいということを実感しました。

そして再度、椅子への座り方(とても浅く座ること・股関節を意識すること・身体が前に落ちないようにお腹で支えること)と腕の動かし方の確認をしました。

 

お迎えに来たお母さまに、響きがとてもきれいになったというお話をしました。

お家ではタオルケットを使って椅子の高さを上げ、椅子の位置も測って後ろに下げて練習するようにしたのだそうです。

そして、お家でも響きの変化を実感なさったとのことでした。

ピアノと椅子の位置。座り方。身体の使い方。

これを意識して変えていくことで、より響きのある音が出せるようになっていくのです。