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個人レッスンならではの良さを生かす

こんにちは。

幼稚園から小学校1年生の小さいお子さんの場合、ひらがな・数字の読み書きができるかどうかで、レッスンの内容も変わってきます。

音楽ドリルも、ひらがながすらすら書けるようなら、「ピアノひけるよ!ジュニア」のワークブックを使います。

これは、ドレミを書き込む課題があるので、ひらがなが書けることが前提です。

 

まだひらがなが書けないお子さんの場合には、「おんがくドリル・幼児版」使っています。

こちらは、色をぬったり、○で囲んだりと文字を使わない課題になっています。

課題の中に迷路があったり、2ページごとにシールを貼ったりできるので、幼稚園・保育園の生徒さんたちは楽しそうです。

 

くまさんのシールを貼ろうか、うさぎさんのシールにしようか。

考えながら貼っていきます。

これも個人個人で違うので、見ていておもしろいですね。

「うさぎさんはかわいいから最後に貼る。」と言って、うさぎさんを全部残していくお子さん。

シールの用紙の左上のシールから、順番にはがして貼っていくお子さん。

順番関係なく今日は「たぬきさん」今日は「くまさん」と選んでいくお子さん。

たった一つシールを選んで貼る、という行動だけでもこれだけ違うのですから、実際に音楽を表現すると考えた時、どれほどの違いになるか。

 

「ピアノひけるよ!ジュニア」のワークブックを使っている小学校1年生たち。

「ひらがなでいいよ」と言っても、ドレミはかたかなで書きたい生徒さんが多いですね。

「大丈夫。書けるから。」と頑張って書いてきます。

時々ミが右上がりになっていることもありますが、音楽ドリルを通してかたかなを学ぶ、という側面があってもいいのかな、と思い、字の間違いもいっしょに修正しながら○付けをしています。

鉛筆の持ち方も時々言っていますし、鉛筆そのものが三角鉛筆なので、正しい持ち方の生徒さんが多いですね。

 

ピアノ教室の個人レッスンならではの良さを生かして、一人一人の個性を伸ばしていける教室でありたいと考えています。