ピアノ教室

2018.12.24

葵の会のミニ・コンサート

昨日は、所属している葵の会ミニ・コンサートでした。

コンサートという名前がついてはいますが、外部に公開するわけではなく、来年の4月に行う定期演奏会に向けて、この段階で一度演奏をお互いに聞きあう会です。

今回、私は作品発表の演奏と、歌劇「フィガロの結婚」の中から独唱・二重唱・合唱の計7曲の伴奏を弾きます。

伴奏は久しぶりですし、また、今までとは違う勉強です。

まず、歌詞を読んで、そのリズムを感じつつ、音楽を作っていくのですが、 久々のイタリア語に苦戦中。rの巻き舌ができなくなっていたり、これはどう読むんだっけ?と読み方を忘れていたり、口が回らなかったり。

また、歌とピアノと両方を合わせた全体を把握していく必要もあります。このあたり、まだまだこれから勉強していく必要のある部分です。

あと、今回身にしみて感じたのは、当初の予想より体力と精神力がいること。

昨日、最初から最後まで時間を計ったところ27分。

1曲ずつは、それほど長くないので、今まで意識していませんでした。ただ、伴奏の練習を始めるとしていて、すぐ時間が過ぎてしまうとは感じていました。

その時間内、しっかり集中していくことそのものも、訓練が必要だと感じています。

とはいえ、モーツァルトの音楽はすばらしいです。フィナーレの合唱を弾いていても(聞いていても)、本当に美しいと毎回感動があります。

その美しさをもっとも身近に感じられる幸せを味わえることが演奏なのだと、改めて昨日も思いました。

4月の本番に向け、その美しさを味わいつつ、ていねいに練習していこうと思います。

2018.12.23

新しいピアノの調律

昨日、新しいピアノの調律に来ていただきました。

一週間が過ぎ、弦の伸び方が部分によって違うので、音色も、タッチも、もちろんピッチにも違いが出てきました。

弾いていると、何だか違和感があって、ちょうど気になり始めたタイミングでした。

調律師の方とお話しながら、いろいろ教えていただくことができました。

新しい型なので、ピアノの屋根を支える棒も、形が違っていること(私は気がついておらず、前回のレッスン時に先生から、違うでしょう?と言われたのに「そうですか?」と答えてしまっていました。)や、以前は一番大きいピアノにしかついてなかったロゴがピアノの右側にもついていることなども教えていただきました。

写真にたくさん並んで写っているネジみたいなものはヤマハにはありませんでした。

横に渡してある真鍮の棒の中には、硬い木が入っているのだそうで、ネジもその木に刺さっているのだそうです。

角度が違うのですが、下の写真がほぼ同じ部分のヤマハの内部が見えるものです。 違いがお分かりになるでしょうか。

他にも、スタインウェイならではの独自の部分はいろいろあるとのこと。また機会を見て教えていただこうと思っています。

まだまだこれからどんどん変化していくそうなので、今回は、タッチを変えるような大きなことはせず、ハンマーの調整と音程の調整のみをお願いすることにしました。

調律が終わって弾いてみると、だいぶ整った感じがして、弾きやすくなりました。当分はこの状態で弾いていきます。

2018.12.18

12月16日、ピアノ教室のクリスマス会

こんにちは。

昨日は、ピアノ教室のクリスマス会。個人所有のスペースをお借りして行いました。

子どもの生徒さんが多いので、ご家族に限ってお越しになっていただき、成長の様子を見ていただきたいと考えたからです。

当日は、50席並べましたが、ほぼ一杯になりました。

 

私が教室を始めて1年3カ月。

ですから、ピアノを習い始めて1年以内、今回が初ステージという生徒さんが8割という状況でしたが、どの生徒さんも頑張りました!

司会は小学校6年生と中学1年生の生徒さんと保護者の方にお願いしました。

マイクが使えない中(前日にテストしたときは大丈夫だったのに、当日になって、ミニコンポの電源が入らなくなってしまいました)、大きな声でプログラムを紹介してくれました

初めの言葉、終わりの言葉は小学校2年生・3年生の生徒さんが堂々と言ってくれました。

椅子・足台の出し入れ、高さの調節も、保護者の方が手際よくやってくださいました。

多くの方のご協力で会はスムーズに進行しました。

 

初ステージの生徒さんは「ドキドキするー!」と言いながら、自分の演奏順を待っていました。

そんな中での演奏。緊張もあったでしょうが、弾き終わった後の笑顔の素晴らしいこと。

お母さんやお姉さんとの連弾もありました。

失敗も、次へのステップ。「反省」は必要ですが、「落ち込む」必要はありません。

今の自分の状況の中から、次回はこうしていこう、ということをきちんと考えていければ、前に進むための原動力となります。

 

出演者の写真撮影、同じ小学校のお子さん同士、幼稚園のお子さん同士でも写真を一緒に撮り合ったりして、和やかな雰囲気でした。

ジャンケン列車とビンゴをして、クリスマス会は終わりました。

新しいピアノも入り、音楽を通して、生徒さんの心が豊かになる経験をたくさんできるように、私としても頑張っていこうと改めて思ったひとときでした。

2018.12.17

スタインウェイのピアノがレッスン室に入りました。

 

こんにちは。

先週金曜日、スタインウェイの新しいピアノがレッスン室に入りました。

B-211というモデルです。

夏頃から、「いずれはほしい。」と検討を始めていました。

たまたま気に入った楽器に巡り会い、様々なタイミングが合ってトントン拍子に事が進行し、昨日、納品となったのです。

スタインウェイのロゴの入った、しかも温度管理されたトラックで到着しました。

今まで35年間、私とともに歩んでくれたCー3は、スペースのこともあり、最後まで迷ったのですが、泣く泣く手放すことにしました。

手際よく梱包され、運び出されていきます。

そして、新しい楽器が運び込まれてきました。

ホロヴィッツが来日したときにも、成田まで行き、彼の楽器を運んだという業者さんでした。

脚のついていない状態で、縦にして部屋に入れます。

ピアノの下側の木もすべすべに磨かれていました。

2本の脚を付けた後、ピアノを起こし、3本めの脚を取り付けます。

取り付け方も、ヤマハとは違い、1本のボルトでしめられるようになっていました。

一番最後にペダルの取り付けです。

 

まだまだ、生まれたばかりの赤ちゃんのような楽器です。

これから、弾いていく中で、音色もさらに磨かれ、本来の良さが出てくると思います。

私の先生が「楽器に教えてもらうこともたくさんある」と言っていましたが、確かにそうですね。

現段階では、伸びる音の出るポイントが非常に狭いので、相当、身体と指の使い方を意識していく必要がありそうです。

レッスンでも使っていきますので、生徒さんにとっても、今までとまた違う経験ができるようになります。

リハーサルをしています

こんにちは。

明後日のクリスマス会に向けて、リハーサルを始めました。

ピアノのふたも全開です。

本番と同じように歩いていって、お辞儀をして弾く。弾き終わったらお辞儀をして戻る。

この練習です。

 

小学校1年生の男の子の生徒さん。

いつもは、元気いっぱい!

昨日は、クリスマス会で一緒に弾いてくれる大学生のお姉ちゃんとレッスンに来ました。

なんだか、雰囲気がいつもと違います。

なんとなくソワソワ。

少し緊張している様子。

 

最初に、リズム打ちで太鼓をたたいて、ペースにのれるように。

その後、お姉ちゃんと合わせて本番のリハーサルです。

連弾なので、生徒さんが先に、お姉ちゃんが後ろに並んで出てきてお辞儀です。

椅子に座って、弾き始めました。

勝手が違うので、いつもなら上手に弾けるところが、間違ってしまいました。

その途端、「客席」に見立てた椅子に座って聞いていた私の顔を見ました。

 

「本番は、先生、ここにいないから、お姉ちゃんと相談して、最初からやり直してね。」と言うと、

お姉ちゃんと相談して最初から弾き始めました。

今度は大丈夫。

曲と曲の合間で、お姉ちゃんが楽譜を入れ替えている間は、手をお膝に置いて、待ちます。

2曲めも一度弾き直しました。

今度は、お姉ちゃんと相談して、始められました。

 

弾き終わって、椅子からおりて、また並んでお辞儀をして、戻ります。

やはりいつもと勝手が違うので、戸惑った様子でした。

もう一度やろうね、ということで、2回め。

今度は、全てスムーズに進みました。

 

やはり、いつもと違うちょっとしたこと(ピアノのふたが全開になっていたり、お辞儀をしたり)でも、気持ちは大きく変わってきます。

最後は、バッチリだったので、当日の演奏を楽しみにしようと思います。

2018.12.13

クリスマス会の準備中

 

 

こんにちは。

今、クリスマス会の準備、真っ最中です。

 

当日、会場にも持って行く予定のクリスマスツリーは、12月に入ってすぐ、飾りました。

すると、「星がない!」「どうして星がないの?」と年長さんや1年生の生徒さん何人もから「星」のことを言われました。

最初はよくわからなかったので、

「星って?」と聞いてみました。

「一番上に星がない。」

どうやら、クリスマスツリーの一番上には星があるもの、と思っているようです。

セットに入っていなかったのですが、お家や幼稚園・保育園のツリーにはきっと星がついているのしょうね。

自分の知っているものとの違いにすぐ気がつくのだな、と微笑ましく思いつつ、観察力に感心もしました。

 

保護者の方にお手伝いをお願いしたところ、皆さん、本当に協力的で「なんでも言ってくださいね。」と快く引き受けてくださるので、感謝しつつ、いろいろお願いすることにしました。

今回の司会は、小学校高学年と中学生の生徒さんにお願いします。

初めの言葉と終わりの言葉は、小学校中学年の生徒さんに。

ふと気がつくと、マイクがない!

私の声は、マイクがなくても全く問題ないほど通るのですが、生徒さんだとマイクが必要です。

ありがたいことに、通信販売ですぐ手に入る時代。

マイクも用意できました。

 

細々したことを、最終確認しつつ、ここ数日は最後の追い込みです。

2018.12.11

クリスマス会に向けて、ピアノの調律をしていただきました

こんにちは。

昨日は、16日(日)のクリスマス会に向けて、ピアノの調律をしていただきました。

いろいろ、新しく教えていただくこともあり、勉強になりました。

ピアノの位置

「本番、どこにピアノを置きますか?」と聞かれ、「真ん中に。」とあまりにも大雑把な答えをした私。

「そうですね~。」とあっちこっち見ながら、「ピアノのハンマーがセンターに来るように置いてみますね。」とのお返事。

「真ん中」と言っても、そこまで考えていませんでした。

「見た目」が「真ん中に」あれば良い、という感じ。

「少し斜めにすると、壁に音がぶつかった時の感じが変わるので、音色はまた違ってきますよ。」というお話にも、なるほどそれはそうだ、と思いました。

「今回は、保護者の方が手元を見られたほうが良いように思います。」とお答えし、「真ん中」に設置することにしました。

「椅子はどの辺りまで入りますか?」と椅子の位置も確認した上で、会場スペース正面奥の、ピアノに座った時に左側になる壁との距離を考え、ピアノの位置を決めていただきました。

確かに、ピアノの位置が変われば、響きも変わってきます。

ホールでも、反響板があるのとないのとでは、まったく音の聞こえ方が変わってきました。

ピアノの位置と向きも重要ですね。

鍵盤の戻りを良くする

「同じ音の連続があるのですが、この状態よりも鍵盤の戻りを良くすることは可能ですか?」

調律していただいた後の確認で弾いてみると、レッスン室のピアノよりも鍵盤の戻りが遅いので、お願いしてみました。

「うーん。どんな方法があるかな?」と考えて、いろいろ工夫してくださいました。

ハンマーそのものも、ずいぶん調整していただきましたし、スプリングの部分も一つ一つ丁寧に調整してくれました。

最後に「これだとどうでしょう?鍵盤の高さを変えてみましたが。」ということで、1つだけ鍵盤の高さを上げてみてくれました。

残念ながら、大きく感じられるほどの変化がなかったので、全部の鍵盤にそれをしていただくことはあきらめ、元に戻してもらいました。

細かい作業をしていただき、最初よりもずいぶん弾きやすい状態になりました。

多くの人が弾くピアノは、個人の家にあるピアノとは違う調整が必要だということがよくわかりました。

市民文化センター等のホールにあるピアノなどはなおさらでしょうね。

弾く人もいろいろな上に、調律にもいろいろな方が入りますから。

ピアノの仕組みを知ることの意味

説明をしつつ調整していただくことで、とても勉強にもなり、何よりもとても楽しく思いました。

実際に、自分の弾いているピアノが、どんな仕組みで音が出ているのか。

どんなことに注意をしてピアノを扱ったら良いのか。

考える良い機会にもなりました。

日曜日に向けて、まだまだ準備はありますが、ピアノというメインの準備はこれで完了しました。

他の準備も1つずつ進めていきます。

ピアノを弾く前に階名で歌うことで、音感が自然に身につきます

こんにちは。

私のレッスンでは、小さいお子さんが新しい曲に入る前に、階名で歌ってもらうことが多いです。

「絶対音感教育」をしているわけではありませんが、結果的に自然に音の感覚が身について音程が取れるようになっていきます。

今日は、そのあたりのことを書いていきます。

和音が聞き取れるようになっていた小学校3年生の生徒さん

小学校3年生の生徒さん。

先日のレッスンの時に、音あてをしました。

初めてだったので、音あての最初に、この音がド、この音がレと確認をしました。

そして、いくつかの単音を弾いて当ててもらったのですが、すべて正解。

続いて和音もやってみました。

ドミソ、ドファラ、シレソの3つです。

これも、すべて正解。

音が頭の中に入っているのですね。

今までは、特に聴音のようなことをしたことはありませんでしたが、自然に身についていました。

すらすら階名で歌えた年長の生徒さん

4月からピアノを始めたので、ピアノを始めて8ヶ月。

「ふしぎなポケット」を階名で歌ってもらいました。

ドドドミ ソソソソ ドドドミ ソソソー

ト音記号と、ヘ音記号が混ざっているのですが、ちょっとゆっくりになった部分はあったものの、止まることはなく、1回で歌うことができました。

音程も取れています。

これには、私も驚きました。

ここのところ、楽譜を読むことに自信がついてきたようで、先の曲を自分で弾くことも増えてきていると聞いてはいたのですが、楽譜に書かれている音の高さと、ドレミの階名とが生徒さんの中できちんと一つになって、身についていたのですね。

ここまでになっていると、確かに自信にもなります。

成長の速さに本当に驚きました。

音楽を楽しむために

音符が読めること、音程が取れることが目標ではありません。

音楽を楽しむために、音符が読めることは大きな力になります。

音程が取れれば、歌もどんどん楽しめるようになりますし、ピアノで今、弾いている曲についても、楽譜どおりに弾けているかどうか、自分で確認できるようになります。

そのための階名唱ですし、聴音です。

楽しみながら、自然に、ということを大切にレッスンしています。

ピアノのふたを全開にすると、景色が変わります

こんにちは。

グランドピアノのをふたを開けて、譜面台を抜くと、見える景色が変わります。

昨日は、クリスマス会に向けて、その状態でレッスンしたお子さんもいました。

ピアノのふたって?

まだ、教室を始めて1年と少しなので、今回のクリスマス会ではほとんどの生徒さんが連弾での参加です。

昨日は、暗譜でソロを弾く生徒さんのレッスンがあったので、ピアノのふたを開けることにしました。

「当日は、ふたを開けるから、また見える景色が変わるよ。」と話すと、

「ふたって?」と言うので、「では、開けてみましょうか。」と全開にしてみました。

確かに、斜めにふたが上がった状態のグランドピアノは、コンサート以外ではあまり見る機会がないのかもしれません。

ふたを開けて、中のピアノ線やハンマーが見えると、それだけで、ぜんぜん違う雰囲気になって、「わあー、すごい。」

ハンマーの動きが気になりがち

私が大学時代の試験の時だったように思います。

私自身、何かの拍子にふと、目の前のハンマーの動きが気になってしまいました。

一瞬、それまでの集中が途切れてしまったのですね。

あ、と思うと、音をはずし、立て直すのに時間がかかってしまいました。

それ以来、本番の前には必ず、ふたを全開にし、譜面台を抜いて練習するようにしています。

目の前で何かが動いていても、集中する、というのは慣れの要素も大きいからです。

響きの流れる方向も変わります

同じくらい大きいのが、響きの流れていく方向も変わっていくことです。

ふたが譜面台の部分だけ開いている、いつもの状態だと、響きは上に上がります。

全開にすると、ふたに沿って右側に響きが流れていきます。

その分、自分のところに聞こえてくる響きの感覚がいつもとは違ってきます。

今の奏法に変えた最初の頃、発表会前に先生のレッスン室のピアノを全開で弾いた時、どの音を聞いたら良いのか分からなくなってしまいました。

響きの方向に慣れるためにも、全開で弾く練習は必要です。

本番に向けて

昨日の生徒さん、何回か繰り返して弾いてみました。

最初は、「動くのが確かに気になる。」と言っていたのですが、弾いているうちに「大丈夫。」となりました。

本番に向けて、あと10日、いろいろ調整していけるように、レッスン内でも工夫していきます。

趣味でピアノを弾くからこそ、音色にこだわってほしい

こんにちは。

昨日は、忙しい方が、少ないピアノ練習時間をうまく使うための工夫ということで書きました。

関連して、今日は、「趣味でピアノを弾くからこそ、音色にこだわってほしい」と思うので、それについて書いていきます。

忙しい方が陥りやすいループ

私自身のことを少し、例にあげてみます。

私は、「教育学部音楽科」の出身ですが、中学校現場で「国語科」の教員として長く働きました。

ですから、その期間について言えば、ピアノは「趣味」に近く、少ない時間をやりくりしつつ練習していました。

その頃は、「弾けるようになる(音を間違えずに並べられるようになる)」という段階がまずあって、次に「曲の解釈」「曲想をつける」て「表現する」という段階になる、と大きく言うと2段階にとらえていたように思います。

仕事をしながら、少ない時間をやりくりしていると、昨日書いたような工夫をいくらしても、なかなか第1段階である「弾けるようになる」というところがクリアできません。

いつまでも弾けない→自分らしい曲想をつけて「表現する」ことができない→レッスンに行きづらくなる→弾けたらレッスンに行こうと考える→次のレッスンが決まっていないので練習が後回しになる→さらに弾けない

という困ったループにはまってしまいがちです。

私だけでなく、同じようなループにはまってしまった方を、何人も知っているので、ありがちなことなのです。

音色にこだわると、過程がより楽しめるようになります

今の奏法で音色にこだわり、響きにこだわるようになってから、感覚が変わりました。

常に、すべてが一つのまとまりとして感じられるようになるのです。

たとえ8小節であっても、弾きながらその8小節の音楽を細かく感じることができる。

忙しくて練習がなかなかできなくても、8小節なら、何とかなります。

そしてその8小節の中に、自分なりのイメージ、表現を反映させていくことができます。

実際、「今日は、これしか弾けません。」と言って、1ページだけしかレッスンに持っていかなかったこともありました。

それでも、その中で音の出し方、響かせ方、学ぶべきものがたくさんあったり、自分自身の進歩が実感できたりしました。

小さい単位であっても、その中に大きな広がりがあり自分らしさを「表現」していくことができる。

過程をより楽しむことができるのです。

極端な話、1音でも良いのです

時々は、1音の出し方だけで、かなりの長時間レッスンしていただいたこともあります。

その大切な1音。

どう響かせ、どんな音がほしいのか。

そのためには、身体をどう使い、指や手をどう動かしていったら良いのか。

先生の響きを聞きながら、自分の耳で、今度は自分の音を聞いていく。

その繰り返しをしていきます。

これも、とても貴重な時間であり、貴重なレッスンなのです。

何よりも楽しむこと、続けることが大切

1音でも良い、となると、ずいぶんハードルが下がるのではないでしょうか。

ピアノの前に座り、集中して音を出す時間を、少しでも持つこと。

忙しい生活を送っているからこそ、その時間が楽しいものであってほしい、そして楽しいからこそ続けられる、そう思うのです。